3年目ヨツボシオオアリ
2019年5月に新女王を採集し、創設から飼育したコロニーです。
飼育環境
1年目は外径12mmの試験管に半分水を入れ、脱脂綿で栓をした巣で飼育しました。餌場は蝶プラ工業の1辺5~6cm程度の蓋つきスチロールケースを使用しました。餌場は蓋をしていましたが、密閉はされていないので通気は悪くなかったと思います。気温は夏は29℃以下を維持し、冬は無加温でした。ワーカーが羽化するまでは絶食させていました。コロニー化してからは餌の頻度は週1回以上蜜餌と肉餌をそれぞれ与える程度でした。スケジュール管理をしていなかったため、この頻度は厳密ではありません。蜜餌は水で数倍に薄めたメープルシロップまたはプロゼリー、肉餌はレッドローチの1齢を殺して与えていました。
1年目冬の時点で試験管の水が無くなり、ワーカー数が10匹を超えたため引越しを行いました。
2年目以降は百均の樹脂粘土をコの字に加工し、これをスライドガイド2枚に挟んだものを巣として使いました(写真1枚目)。餌場はタッパーを用い、側面にタルクを塗っているため蓋はしていません(写真2枚目)。飲み水は試験管に水を入れ、脱脂綿で栓をしたものを置いています。温度管理は1年目からほぼ変えていません。
餌の頻度は一週間に3回、肉餌と蜜餌を交互に与えています(つまり1週間に蜜餌2回肉餌1回、または蜜餌1回肉餌2回)。蜜餌は水で数倍に薄めたメープルシロップ、肉餌は1.5cm以下のレッドローチ、デュビアまたはミルワームを与えています。もちろん切断するか完全に動かなくした状態で与えています。
追加情報
2021年7月30日現在、ワーカー数は約100匹です。数回飲み水を切らしたことなどにより死亡したことがあるため、管理をしっかりしていれば恐らくもう少しワーカー数を増やせたと思います。また、今までブルードの導入などは行っていません。
2年目から使用しているスライドガラスの巣は加湿は不可能ですが曲面でないため試験管より観察しやすいことや、安価に作れる等の利点があります。一方で作るのが手間であることや、コロニーによってはなかなか巣と認識せず引越しない点などでは試験管の方が優れていると思います。また、チューブを繋げることができないため必然的に餌場の中に巣を入れる形になります。

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