6/29(土)川島聡さん「合理的配慮と差別」 【「いまさら聞けない!基礎講座 vol. 3 知ってるつもりの合理的配慮」第2回講座】

投稿:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール  
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合理的配慮とは何でしょうか。これは難しい問いです。そもそも合理的配慮という言葉が妥当であるか、という指摘も見られます。また、障害者差別解消法では合理的配慮をしないことは差別と考えられていますが、不当な差別的取扱いをすることも差別とされていますので、二つの形態の差別がどのような関係にあるかという難しい問いも控えています。これらの問いを考究したいと思いますが、障害法の研究者ではない方々向けに、なるべく平易な説明を心がけます。



 お申込   24imasara3.peatix.com/



 日時   6月29日(土)18:30-20:00 オンライン開催


※リアルタイム日本語字幕と、後日の録画配信を提供します。

※講座終了後も録画をお申込みいただけます。



 講師  川島 聡(かわしま さとし)さん


放送大学教員。専門は障害法。最近の論文に「人権モデルと社会モデル」賃金と社会保障、「障害者権利委員会の条約解釈と新しい差別理論」障害法、「障害差別を超えて」新国際人権法講座第3巻、「合理的配慮と差別理論」社会学評論、「国連の障害概念」障害学研究。新刊に『障害者の自立と制度』(松井彰彦との共著)、『障害者権利条約の初回対日審査』(長瀬修・石川准との共編著)。



 参加費 


1回券…3,000円

5回通し券…

・一般/12,000円

・2024年度ふぇみ・ゼミ寄付者(年間1万円以上)/10,000円

・U30受講生 6,000円


※ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート・寄付者パスポートをお持ちの方は無料

※学生料金はありません。

この講座は、「いまさら聞けない!基礎講座 vol. 3 知ってるつもりの合理的配慮」第2回講座です。各回、様々な講師の方をお呼びします!



 講座概要  ーいまさら聞けない!基礎講座 vol. 3 知ってるつもりの合理的配慮ー


2024年4月に施行される改正障害者解消法は、すべての事業者に対し、障害者から要望があれば合理的配慮を提供しなければならないと定めています。ここで「事業者」と言われているのは、具体的に誰のことでしょう。また、合理的配慮は、何のために、どのようなプロセスで提供されるものなのでしょう。あなたは説明できますか?

日本の法制度に「合理的配慮」という新しい考え方が導入されてから13年が経過します。しかし、この考え方が社会の中にしっかり根付いてきたとはまだまだ言えない状況です。実際、さまざまな誤解や無理解により、合理的配慮が否定されたり適切に提供されなかったりする事例はいまだに多く生じています。また、合理的配慮を要望する障害者がネット等で批判されたり非難されたりする事例も起きています。

こうした課題を受け、本講座では、2016年の障害者差別解消法施行直後に出版された『合理的配慮ーー対話を開く 対話が拓く』(有斐閣、2016年)の著者らをお招きし、この間に見られたさまざまな誤解や無理解、紛争事例などを紹介しながら、合理的配慮の可能性と課題について改めて整理します。


詳細ページ https://femizemi.org/course/24imasara3/



 お問い合わせ 


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〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403

メール:femizemi2017@gmail.com

HPアドレス https://femizemi.org/

申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540

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