『パレスチナの和平構築―紛争当事者の若者が主導する対話から―』:SJFアドボカシーカフェ第94回
アクセプト・インターナショナルは、パレスチナ政治や市民社会の若手リーダーたちによる、パレスチナ和平に向けた対話の場をつくっています。
これまでにも、パレスチナ・イスラエル間やパレスチナ内部で数多くの交渉や対話が行われてきました。しかしながら、それらは年長の政治指導者らに主導され、今後の社会を担う女性や若者、また紛争当事者の参加は極めて限られてきました。一方で、私たちが出会ったパレスチナの若者たちには、新たな和平プロセスを見出したいという強い思いがありました。そうした若者や女性が中心となる道筋を創ることを、私たちは目指しています。
すでに各地の若手リーダーたちと継続的な対話を行っており、日本に彼らを招聘し、パレスチナ和平のための合意事項を「宣言」として国際的に発信していきたいと考えております。
本企画を通じて、皆さんにも現地の若者や女性が平和構築に向けて発信したい思いを共有していただき、身近な問題として捉えていただくことで、国際社会における機運の醸成に参加いただければ幸いです。
●出演
〇永井陽右さん*基調講演(NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。紛争地にて、いわゆるテロ組織を含む非政府武装勢力との交渉や和平に向けた対話構築、非政府武装勢力からの離脱とその後の社会復帰支援などを実施。テロや武力紛争に関わる若者に関する国際規範の制定に向けても取り組んでいる。国連ではアドバイザリーボード、専門家会議などのメンバー。オックスフォード大学客員フェロー。京都大学大学院非常勤講師。)
〇ゲスト(市民社会で活躍するパレスチナ人の若者2人程度に登壇してもらうことを予定しています。実施時の状況によって出演者を調整しますが、たとえば東エルサレムに暮らし、イスラエルの入植者たちと対峙しながら生活している女性、パレスチナ難民として周辺国で暮らしている若者、あるいは2023年10月以降にガザから避難してきた若者などを想定しています。また、インターネット接続が可能であれば、ガザからの参加も検討しています。同じパレスチナ人でも暮らす環境によって経験や視点は異なります。そこで、今どのような状況下にあるのか、またガザへの侵攻が始まってからどのように生活が変わったのか、日本での対話会合に参加しようと思った理由、実際に参加し他のパレスチナ人との対話を通じてどのような発見があったのかなどを語ってもらう予定です。)
*同時通訳(日本語・英語)を行う予定です。
●日時: 2025年9月27日(土) 13:30~16:00
○受付時間13:15~
●会場: オンライン開催
○オンライン会議システム・Zoomを使用します。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします。
○グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。見聞きだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、ご発言の際は自主的にお顔を写していただけます。
●参加費: 無料
●お申込みフォーム: https://socialjustice.jp/20250927.html
○事前のお申し込みが必要です。
○先着50名様。締め切りは9月25日(定員に達し次第締め切ります)。
●イベントホームページ: https://socialjustice.jp/p/20250927/
●主催・問合わせ先: NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
メール: info「あ」socialjustice.jp ※送信の際は「あ」を@に変更ください。
ホームページ: https://www.socialjustice.jp/
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