8/2 ウェビナー「地球規模の公正な医薬品アクセスを求めて:WTO閣僚会議を経て、取り組みは次の段階へ」
日時:8月2日(火)19時~21時
形式:ウェビナーによるオンライン会議
申込:以下のリンクから登録をお願いします。
リンク:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_5PeZ42tZTBWAbdB1-IdE7g
ゲスト:ウィム・ドゥ=セキュレア氏(世界民衆保健運動(PHM)ベルギー/Viva Salud)
主催:新型コロナに関する公正な医療アクセスをすべての人に!連絡会
問合せ:連絡会事務局((特活)アフリカ日本協議会)
東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル3F
電話:03-3834-6902(代表)メール:ajf.globalhealth@gmail.com
<プログラム>全体120分
世界貿易機関(WTO)閣僚会議で決まったこと 国境なき医師団日本 金杉詩子(15分)
グローバルなパンデミック対策のルール作り=いま、何が進んでいるのか アフリカ日本協議会 稲場雅紀(15分)
WTO閣僚会合が公正な貿易に与える影響と市民の取り組み アジア太平洋資料センター 内田聖子(15分)
公正な医薬品アクセスへの次のステップは? 世界民衆保健運動ベルギー ウィム・ドゥ=セキュレア(20分)
※英・日逐次通訳あり
パネルディスカッション、Q&A(50分)
<趣旨>
過去2年半にわたる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックで判明したのは、世界にはパンデミックに対応する医薬品を迅速に開発する能力はあっても、これを世界レベルで公平に分配し、ノウハウを共有して地域レベルでの生産を可能にし、グローバルに感染を抑え込む仕組みが欠けている、ということでした。
これを実現するためにインド、南アをはじめとする途上国によって世界貿易機関(WTO)に提案されたのが、「コロナ関連製品の知的財産権の一時・一部免除」(TRIPSウェイバー)でした。65ヵ国が共同提案し、WTO加盟国の過半数が支持したこの提案は、ごく一部の反対国の強硬な反対で暗礁に乗り上げたうえ、もともとの提案と全く異なる不十分な閣僚宣言が6月の閣僚会議で採択されるという、残念な幕切れを迎えました。
「地球の限界」が迫る中、パンデミックのリスクは低減することはありません。このウェビナーでは、WTOでの過去2年の取り組みを振り返りつつ、ここ1~2年で進むパンデミックへの備えと対応のグローバルな仕組みの構築のプロセスの中で、「公正な医薬品アクセス」を実現する道を探ります。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
<ゲスト>
ウィム・ドゥ=セキュレア(Wim de Ceukelaire)さん
世界民衆保健運動(PHM)ベルギー/Viva Salud 代表
ウィム医師は、1989年にベルギーの医師によって設立された国際NGO、Viva Saludの代表。パレスチナ、フィリピン、キューバ、コンゴ民主共和国などへの医療従事者派遣や現地NGOへの支援などを行っている。 保健分野NGOのグローバルネットワークである世界民衆保健運動(People's Health Movement)の中核メンバーでもあり、ベルギー国内外での政策提言に尽力。フィリピンなど途上国における活動経験も豊富。
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