『学校がインクルーシブになる社会づくり~現場の先生や学生と共に考える~』SJFアドボカシーカフェ第90回

投稿:ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)  
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 多様な背景や特性をもつ子どもたちが学校で混ざり合いながら育つことは、共に生きる社会をつくっていくための原体験にもなります。しかし、不登校の子どもたちも、特別支援学級や特別支援学校で学ぶ子どもたちも増え続けています。教職員も非常に多忙で逼迫した状況にあり、今の学校教育は、多様な子どもたちを包摂できているとは言いづらい状況です。

 学校を、もっと「民主的でインクルーシブに」。「子どもも大人も幸せな場に」。NPO法人 School Voice Project はその思いで、教職員のエンパワメントをキーワードに、学校をよりよくボトムアップで変えていく活動を展開しています。2024年から、現場の教職員と外部の支援団体が協力し、マイノリティの子どもたちを含む「すべての子どもたちを包摂する学校づくり」を推進するための施策を検討し、提言にまとめました。今後は、実際にロビイング活動を展開すると共に、学校で現場の教職員が取り組みを進めていく支援プロジェクトにも乗り出します。

 本企画では、「すべての子どもたちを包摂する学校づくり」をテーマに多様な人たちで集い、学校現場で起きている排除の現状を変えるために何ができるのか、共に対話の中で探っていきたいと思います。

 

●出演

梶山陽菜さん: 文教大学教育学部生。高校時代に適応障害を発症、欠時ギリギリで卒業。ハンデがあっても当たり前に学べる環境づくりに貢献すべく、ミライエコールにて活動中。自身やミライエコールメンバーの経験を未来の学生たちに届けるため、ラジオの運営を行っている。

 

成島千尋さん: 常葉大学付属菊川高等学校を25年3月に卒業、会津大学コンピュータ理工学部に25年4月から進学。「菊川市こども・わかもの参画宣言」の作成に関わった。

 

筒井綸菜さん: 京都府立清明高校で校則見直しなどよりよい学校づくりを進めている清明ワーキンググループのメンバーとして活動中。ダイバーシティピッチ(生徒主体の教員向け研修会)の講演者として参加したり、誰もが過ごしやすい学校環境のあり方について提案したりしている。(感覚過敏)聴覚過敏の当事者。

 

加藤陽介さん:  宮城県仙台市公立小学校教諭。現在は「児童支援教諭」「いじめ対策担当」として担任を持たずに児童や教員の様々なニーズに寄り添いながらサポートを行っている。NPO法人School Voice Project 副代表を務め、「対話合宿」や「フキダシラジオ」等、全国の仲間たちと対話を通して自己研鑽をしている。 *パネル対話のコーディネータ

 

武田緑さん:  NPO法人School Voice Project(SVP)理事・事務局長。民主的でインクルーシブな学校教育の実現のためには現場の教職員のエンパワメントが必要との思いから、SVPの立ち上げを呼びかけた。その他、フリーランスで多様性を受けとめる学校づくりのための教職員研修などを行っている。 *基調講演

 

 

●日時: 2025年5月17日(土) 13:30~16:00  

●会場: オンライン開催 

○Zoomミーティング:参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします。

グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。見聞きだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、ご発言の際は自主的にお顔を写していただけます。


参加費:  無料 

 

 

お申込みフォーム:   https://socialjustice.jp/20250517.html  

○事前のお申し込みが必要です。

○先着50名様。締め切りは5月15日(定員に達し次第締め切ります)。

 

イベントホームページ: https://socialjustice.jp/p/20250517/

 

 

●主催・問合わせ先: NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)

   メール: info「あ」socialjustice.jp ※送信の際は「あ」を@に変更ください。

   ホームページ: https://www.socialjustice.jp/

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