10/18(水)松元ちえ「被害者を取り残さない支援とはー長崎市幹部による性暴力事件から考える」

投稿:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール  
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10/18(水)19時〜21時 オンライン開催

お申し込みURL  https://postmetoo.peatix.com/


松元ちえ「被害者を取り残さない支援とはー長崎市幹部による性暴力事件から考える」

概要

権力側による女性記者へのセクシュアル・ハラスメントや性暴力被害は、いまだに絶えることがない。2007年、長崎市で取材中に性暴力にあった記者が、12年の時を経て自らの人権と尊厳を取り戻すために裁判に挑んだ闘いは、多くの支援と共感を呼んだ。#MeToo運動が背を押した、この闘いの意義とそこから生まれた連帯や運動における重要な気づきを考えてみたい。


講師プロフィール

松元ちえ(まつもと・ちえ)

英字紙記者、海外通信社を経て、メディア協同組合Unfilteredを設立。共著に『マスコミ・セクハラ白書』(文藝春秋 2020年)、共同翻訳に『世界を動かす変革の力〜ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ』(明石書店 2021年)など。


■講座料金

1回券

・一般 1,800円

・学生・2023年度ふぇみ・ゼミ寄付者 1,500円

・U30受講生(2023年度)1,000円

全回通し券

・一般(書籍なし) 13,000円

・一般(書籍付・送料込) 13,660円

・学生・2023年度ふぇみ・ゼミ寄付者(書籍なし) 11,000円

・学生・2023年度ふぇみ・ゼミ寄付者(『部落解放』2023年6月号の書籍付・送料込) 11,660円

*ふぇみ・ゼミパスポート保持者(2023年度)無料→パスポート対象講座です。

※ふぇみ・ゼミU30の情報についてはこちら(2023femizemiu30.peatix.com)、

寄付者パスポートについてはこちら(https://femizemi.org/donate/tokuten/

※本講座は『部落解放』2023年6月号の特集「組織・運動と性暴力」を元に、発展させたものです。参加申し込みと一緒に、同雑誌を一緒にお買い上げいただくことができます(出版社より直送、送料無料)。


■後から配信について

・すべての回で後から配信の録画を行います。

・講座の中でグループディスカッション等があった場合、その部分は後から配信には含まれません。ご了承ください。

・公開保証期間は、本講座最終回の後から配信をお送りした2週間後までです。


■「ポスト#MeTooの反性暴力運動―組織・運動・社会」(全8回)の概要

2018年の#MeToo運動以降、性暴力に対抗する運動に新たな盛りあがりが訪れた。第二波フェミニズム以来の地道な取り組みが、新たな動きと合流し、確実に変化を起こしている。しかし明らかになった課題、積み残されたことも多い。多くの被害者が多大な負荷を負わされる反面、性暴力を口実にトランスジェンダーなどへの差別が正当化されたり、女性の性的自己決定権が抑圧されることも起きている。

 本連続講座はこのような問題意識から編まれた特集・月刊『部落解放』2023年6月号「組織・運動と性暴力」を元にした連続講座である。女性=普遍的な被害者という想定の問題、被害者を取り残さない支援の方法、政治的対立がもたらす陣営理論と性暴力被害者の人権、「男性」の性暴力被害、「連帯」の難しさなど特集でとりあげた内容に加え、ジャニーズの性暴力問題を告発してきた被害当事者、映画や演劇などの性表現において人権を守るインティマシー・コーディネーターなどをお招きする。

 性を暴力にしない社会のあり方を考える全ての人と、様々な暴力がもたらす混乱と闘う現在を共有して考えたい。


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