8/2 第4回 宮城晴美さん「沖縄における軍隊による性暴力被害ー日本軍慰安所から米軍基地へ」/【ふぇみ・ゼミ2025講座:朝鮮半島・中国・沖縄から見る日本軍の性暴力vol.1】

投稿:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール  
  • 場所:〒115-0044 東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ403
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詳細・お申込みはこちら!

https://jmsv1.peatix.com/


■日程

2025年8月2日(土)14:00~16:00


■講座概要

幕末に来琉したペリー提督の部下の水兵にはじまり、琉球・沖縄では軍隊の駐留に伴う性暴力被害が続いてきた。それが、アジア・太平洋戦争末期に駐屯した日本軍、そして敗戦後の米兵による沖縄女性への性犯罪である。

日本軍は沖縄人をさげすみ、女性に誘惑されないよう将兵に注意を促すとともに、辻遊郭の女性や朝鮮半島から連れて来た日本軍「慰安婦」を部隊下に配置した。そして「一般女性」には、敵に捕まると強かんされるか米軍の「慰安婦」にされると脅し、「集団自決」へと誘導した。

また米軍は、80年前の沖縄上陸以来今日まで、性暴力を繰り返し続ける。なぜ軍隊は女性を襲うのか。家父長制をベースにした軍隊の構造とジェンダー差別を考える。


■講師プロフィール

宮城晴美さん

1949年沖縄県座間味村生まれ。沖縄戦下で起こった「集団自決」の調査を通して沖縄の近現代女性史研究に取り組む。那覇市役所職員として『なは・女のあしあと』(那覇女性史 前近代~戦後編)の執筆編集、新沖縄県編集委員会委員として『沖縄県史』の近代、女性史、現代編の執筆に関わる。その他、沖縄の日本軍「慰安婦」問題や、戦後の米兵による性犯罪のドキュメントをまとめている。那覇市歴史博物館を定年退職後、琉球大学、沖縄国際大学・大学院、沖縄大学・大学院で沖縄近現代女性史、ジェンダーと政治、平和研究など非常勤講師を10年余り勤務。


■開催方法

オンラインと会場開催を併用するハイブリッド開催

・会場…一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所(東京・赤羽)


■参加費

一回券

・一般 1,980円(税込)

・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)

・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)

通し券(全4回)

・一般 7,600円(税込)

・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 6,500円(税込)

*寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください。


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■朝鮮半島・中国・沖縄から見る日本軍の性暴力vol.1【ふぇみ・ゼミ2025】とは?

2025年は大日本帝国の侵略戦争終結から80年を迎える。日本は敗戦し、沖縄を含め日本の侵略・占領、植民地化された地域は解放された。80年の月日は私たちに何をもたらしたのだろうか?侵略した側は忘却または日本の都合の良い形で解釈・認識を行い続けている。最もそのような状況下に追いやられているのが、慰安所制度の被害者をはじめとする、日本軍が主体的に行った、様々な形態の性暴力である。

みなさんは、日本軍が行った性暴力をどのくらい知っているだろうか? それらの被害・加害がどのように個々の社会に影響を与え続け、今でも暗い影を落としているか、想像したことがあるだろうか?

この問題は、単に歴史の中の出来事ではない。日本軍の性暴力の実態を明らかにし、解決するために、被害者をはじめとする多くの人々がグローバルでトランスナショナルなフェミニズム運動を展開し、性暴力被害者、戦争・侵略における道具としての性暴力を「問題」とすることに成功し、認識のパラダイムシフトを行った。ご存じのように、世界最初のMetooは日本軍の性暴力被害者だ。インターセクショナル・フェミニズムをかかげるならば、日本軍性暴力問題はまさにその主要課題である。

ふぇみ・ぜみ&カフェでは、2014年のゆるふぇみ・カフェ開始以来、日本軍の性暴力の被害実態、被害者主体の解決運動、解決・支援者の運動、社会認識などをテーマに、講座、講演、展示、上映会、朗読劇などを積極的に行ってきた。

ふぇみ・ゼミ&カフェでは、複数回にわけて日本軍の性暴力問題について講座を行う。本講座は、Vol.1として最低限知っておくべき基礎の内容を行う。各回の内容はそれぞれの講師概要をご覧いただきたい。


詳細・お申込みはこちら!

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◯お問い合わせ

〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403

メール:femizemi2017@gmail.com

HPアドレス https://femizemi.org/

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