外国人技能者に伝わる安全指示|やさしい日本語の使い方
外国人技能者への安全指示は、単に大きな声で話しても伝わりません。短い文、具体的な動作、写真や実物を組み合わせ、相手が理解した内容を確認することが重要です。
共有したい要点
朝礼で「適宜、周囲を確認して作業してください」と伝えたところ、来日直後の技能者には「適宜」と「周囲」の意味が分かりませんでした。本人は質問すると迷惑だと思い、分からないままうなずいていました。
確認・実施した項目
- 一文を短くし、一つの指示だけを伝える
- 抽象語を避け「右を見る」「三メートル離れる」と具体化する
- 写真、色、指差し、実演を組み合わせる
- はい・いいえで終わらず本人に動作を説明してもらう
- 重要語は現場内で同じ表現に統一する
次の現場へ生かすこと
「分かりましたか」ではなく「今から何をしますか」と確認するように変えました。技能者が自分の言葉や動作で説明すると、理解できていない部分をその場で直せます。日本人作業員にも指示が分かりやすくなりました。
文化や言語の違いを本人の注意不足として扱わず、伝える側の方法も見直すことが大切です。機械翻訳は補助として使い、危険な作業では必ず教育担当者と職長が内容を確認しています。
多言語の現場で、誤解を減らせた言葉や表示の工夫があれば共有してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
短い文と実物確認の組合せ
研修では、一文に一つの指示だけを書くよう勧めています。「保護具を確認してから入場してください」より、「ヘルメットをかぶる」「あごひもを締める」と分ける方が伝わります。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
ありがとうございます。やさしい日本語で説明した後、重要な言葉だけ母語の資料でも確認すると理解が深まります。最後に本人に動作をしてもらい、伝わったか確かめることも大切です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。