配管吊り込み作業のKY|チェーンブロック使用時の危険予知
配管をチェーンブロックで吊り込む作業では、重量物の落下だけでなく、手指の挟まれ、支持部の破損、合図の食い違いも考える必要があります。今回は機械室で行ったKYの内容を紹介します。
作業前に考えた危険
長い配管を二台のチェーンブロックで水平に上げる計画でした。天井内には既設配管が多く、作業員が吊り荷の近くへ寄らなければ向きを変えにくい状態でした。また、二人が別々にチェーンを操作するため速度差も心配でした。
確認・実施した項目
- 配管重量と吊り具、支持点の許容荷重を確認する
- 吊り荷の下と振れの範囲を立入禁止にする
- 操作責任者と合図者を一人ずつ決める
- 介錯ロープを使い手で荷を直接押さえない
- 仮受け完了まで固定部へ手を入れない
実施後の変化
吊り込み前に無負荷と地切り時の試験を行い、左右の操作速度を合わせました。配管の向きは介錯ロープで調整し、声が届きにくい場所では無線と手合図を併用しました。
チェーンブロック本体だけでなく、取り付ける梁や吊り点の確認が重要です。判断できない場合は構造担当者へ確認し、既設設備へ安易に取り付けないよう班内で徹底しています。
狭い機械室で重量配管を扱うとき、皆さんはどのように退避場所を確保していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
吊り具の能力表示を確認
チェーンブロック本体だけでなく、取付ける梁やクランプの許容荷重も確認が必要です。吊り具ごとの能力がすぐ読めるよう、点検済みの色札を付ける方法も有効です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
ありがとうございます。支持点の強度確認と地切り確認を、次回の作業手順書に追加します。合図者以外は操作の指示を出さないことも再周知します。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
荷の重心を先に確かめる
長い配管は見た目の中央と重心がずれることがあります。少しだけ地切りして傾きを確認し、安定してから上げる手順にすると荷振れを抑えられます。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。