3/6西山ももこ「人権と同意の上で成り立つ性表現とは?―インティマシー・コーディネーターの仕事」【連続講座「ポスト#MeTooの反性暴力運動」第8回】
物語の中の性描写においてどのように同意表現を入れていくか。時代と共に社会通念はアップデートされているのに、映像の中の性表 現はなぜ変わらないのかなど常々疑問に感じていることを話し合いたい。
講師
西山ももこ(にしやま・ももこ)さん
東京出身。16歳の時にアイルランドのダブリンに留学、 ダブリンでカレッジまで進み、 大学はチェコにあるプラハ芸術アカデミーを卒業。 2008年に帰国。 その後アフリカ専門の撮影コーディネーターとして活動。 それ以外でも海外メディアのインバウンドロケやイベント業務など 幅広く携わる。 2020年にインティマシーコーディネーターの資格を取得。 ハラスメント相談員やアンコンシャスバイアス認定トレーナーの資格も所持。
ご予約・詳細
チケット
1回券(一般) ¥1,800
1回券(学生) ¥1,500
全8回通し券 (一般) ¥13,000
全8回通し券 (学生) ¥11,000
※終了した講座は、後から配信にてご視聴頂けます。
講座概要
「ポスト#MeTooの反性暴力運動」
2018年の#MeToo運動以降、性暴力に対抗する運動に新たな盛りあがりが訪れた。第二波フェミニズム以来の地道な取り組みが、新たな動きと合流し、確実に変化を起こしている。しかし明らかになった課題、積み残されたことも多い。多くの被害者が多大な負荷を負わされる反面、性暴力を口実にトランスジェンダーなどへの差別が正当化されたり、女性の性的自己決定権が抑圧されることも起きている。
本連続講座はこのような問題意識から編まれた特集・月刊『部落解放』2023年6月号「組織・運動と性暴力」を元にした連続講座である。女性=普遍的な被害者という想定の問題、被害者を取り残さない支援の方法、政治的対立がもたらす陣営理論と性暴力被害者の人権、「男性」の性暴力被害、「連帯」の難しさなど特集でとりあげた内容に加え、ジャニーズの性暴力問題を告発してきた被害当事者、映画や演劇などの性表現において人権を守るインティマシー・コーディネーターなどをお招きする。
性を暴力にしない社会のあり方を考える全ての人と、様々な暴力がもたらす混乱と闘う現在を共有して考えたい。
関連する投稿
-
3月9日(土)茨城県常総市で「共助社会フォーラム グローバルタウンをどうつくるか」を開催します
茨城県常総市は人口の11%が外国籍の住民です。茨城NPOセンタ...
-
『性的マイノリティ女性の生きにくさを変えるオンラインの挑戦―自己受容から、声をあげて社会に変化を求めるまで―』:SJFアドボカシーカフェ第84回
性的マイノリティ女性が、多様なロールモデルと出会える「...
-
5月開講「市民と行政の協働で進める在日外国人のウェルネス支援」講座のご案内
大学院公開講座のご案内です。多文化共生社会について興味が...
コメント
まだありません。
ログインしてコメントを書く