メゾンTH 大雨
「あぁぁ…傘ない…」
大雨の中爆走する幼女が一人。どんな世界線だよ。
「痛っ!雹降ってね!?」
何か硬いものが当たったような…。やっぱり雹か。なんだこの天気は。
「くそがぁぁぁーっ!」
天気に罵声を浴びせながら雨の降る街を爆走する幼女。構図やべぇな…。
…なんとかメゾンTHに着いた。身体がずぶ濡れだ。
「落葉さんっ!早くお風呂入ってください!」
シスターさんに言われたんでまあ仕方なく入ることにした。
…人形が風呂入っても大丈夫なのはなんでだ?
「よし、入るか…っ!?」
背後から誰かが来た。…まさかリーダー!?
「…あぁ、落葉入ってたのか。すまん」
エアナスさんか。…この人もネタにされてるけど、なんだかんだで紳士なんよな。
「生き返る…感覚はあんまししないかな…」
熱い。シスターさん温度調整ミスったな?
とりあえず上がる。…嫌な予感。
「…えっ」
扉を開けるとリーダーがいた。…あの。
「ああああああああぁぁぁ!なんで居るんだよ!」
「ええっ!?入ってたの!?」
やべぇこいつ眼が血走ってやがる。…襲われる。
「助けてー(棒)!」
とりあえず助けを呼ぶ。真っ先にシスターさんが飛んできた。
「うっわ流石に引きます…。もう擁護し切れないですよ」
「ちょっ、えっ!?」
「とりあえず落葉さん、タオル羽織ってください」
あっ、俺風呂上がったばかりだから事案だったのか。確かに、それならリーダーヤベェ奴にしか見えんな。
「どうしt…。(引)えぇ…?」
続いて、霧鳥さんが物理的に飛んできた。同じような反応を示す。
いつの間にかほぼ全員来ていた。
「リーダー…(写真撮る)」
「お前、これは…」
「エアナスさんでもここまでしないですよ…」
「いや、俺は断じてロリコンじゃない!あと美狐、見るな…」
ちなみに、後でリーダーは白機、ほたる、海璃の3人組による拷問を受けたらしい。
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