メゾンTH第2話 written by宮城
前回迄のあらすじ 『能力』で飢餓に喘いでいた村を救ったら神の使いとして崇められました。というか神扱いされて困ってます。
・・・え?厨二が過ぎるって?…仕方ないじゃないか。三日三晩神輿に担がれ寝かせてもらえなかったんだよ。しかも事実だし。村人の会話からこの世界にステータスがある事を知ったので見てみた結果…攻撃ステータスがErrorでした。まだ異世界3日目だよ???異世界無双系の主人公とか某極振りでノーダメージの誰かさんじゃないんだからさ…(汗)でもまぁ高くて損はしないから良いかな〜とか考える内に、ある事に気づきました。
…『種族:吸血鬼』ってマジ??道理で日光に弱い筈だ。でも神輿に担がれ三日三晩屋外にいたんだよな…。まぁ良いか。デメリットが無くなればメリットしか無いし。
色々あった小さな村を出て、この世界の中心都市へと向かう。ただ、前世から発揮している方向音痴が災いして道に迷ってしまった。行くあても無く歩いている内に日も暮れ、すっかり夜になってしまった。深夜になろうかという頃、ポツリと佇む洋館を見つけた。扉を開け、中を見る。…何かがいるぞ?
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