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メゾンTH 3話後編 by白機(&雨)

  
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空間から血のように紅い太刀を生成して構える。「言っとくけど俺は白みたいに簡単にはやられないからな『再生・右腕』」俺は能力で右腕を治す。「...言葉の能力者」男はそう呟くと一気に俺に近づいた。そして今度は左腕を吹っ飛ばした。「俺にその技は効かない『再生・左腕』」しかし腕は治らなかった。「なっ⁉︎」男は元いた場所に戻っている。手には青白く発光する魔法陣。俺はそれが自分の身体にもあることに気づいた。「能力無効化ってチートかよ...」コイツ相手に能力は使えないか。そんな支障ないし問題はない。「...」「よっと」相手の突きを太刀で振り落とす。能力だけで武術はあんまりって感じか。「おっと今度は鞭?」鞭の腕はまだいい方か。「でも甘い。隙あり」僅かな隙のうちに男の後ろに回り込み太刀の背で首を打つ。「大丈夫、峰打ちだから死にはしないさ」傷を回復してから俺は白と交代した。/目の前には青年が倒れていた。あの後雨がやってくれたのだろう。「どうしようか」倒れてるの放っておくわけにもいかないし...僕はここで一夜を明かすことにした。

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