3/8阿雪さん「香港におけるフードデリバリー配達員のストライキ~エスニシティ×ジェンダー×コミュニティ」【連続講座「労働を問い直すージェンダーと民主主義の視点から」第9回】

投稿:ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール  
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 2021年、香港でフードデリバリーサービス大手のフードパンダ配達員が、ストライキを実行した。国家安全維持法の制定後、民主派の労働組合の連合が解散に追い込まれ、労働運動が利用できる資源が極めて限られた状況下でのストライキだったが、交渉の末に一定の譲歩を勝ち取った。

今回の講座では、南アジア系移住労働者が中心になったストライキの中で、移住労働者と香港人をつなぐ翻訳グループを組織したオルガナイザーに、ジェンダーやセクシュアリティの視点でフードパンダのストライキとギグワーカーの労働についてお話を伺う。フードパンダの徒歩配達員として働きつつ、各地区の配達員が連携し、路上とSNSをつないで広がったストライキの運営を支えたオルガナイズの経験である。

※本講座は通訳がつきます。


 日時 

3月8日(金)19:00~21:00 International Women's Day!


 ご予約・詳細 

https://roudou-femizemi.peatix.com/


 チケット 

1回券(一般)¥1,800

1回券(学生)¥1,500

全回通し券(一般)¥15,000

全回通し券(学生)¥12,000

※終了した講座は、後から配信にてご視聴頂けます。


 講師 

阿雪さん(香港のアクティビスト)

 香港での労働条件の改善を求めるフードデリバリー配達員たちと共に闘う労働団体、ライダーズライツ・コンサーングループのメンバー。現在は、フードデリバリー・プラットフォームの運営に関する研究プロジェクトに参加している。ハイキングとムエタイの愛好家。


 講座概要 

「労働を問い直すージェンダーと民主主義の視点から」

 非正規労働者が直面する低い賃金・待遇・地位は、どのような構造によって生み出されているのか。持続可能な社会運動のため、社会運動と労働の関係をどのように捉え直すべきか。人の生を可能にするための労働を提供するケア労働者自身の生や尊厳が危うくされている現状をどう変えていけるのか。本講座では、ジェンダーと民主主義の視点からこうした問題に取り組む他、セックスワーカーの運動やコロナ禍で起きた医療者らによるストライキ、ふぇみ・ゼミ&カフェも当事者である社会運動での労働/労働運動のあり方など、国内外の労働者運動の今にも目を向けます。




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