設備保全システムCMMSの定着を現場で実証|設備保全・予知保全の導入事例で突発停止を半年で3件削減
西日本工場の中村香織です。「設備保全システムCMMSの定着」は一度目のやり方では思うような成果が出ず、設計を見直したテーマです。今回は、最初につまずいた点と、設備保全・予知保全として現場に受け入れられるまでに変更した内容を中心に紹介します。成功結果だけでは判断しにくいため、検証に使った74件の記録も残しました。
当初の状況は、定期交換を続けていたため、まだ使える部品の廃棄と交換作業の増加が課題でした。現場説明では理解を得られたつもりでしたが、実際の作業では例外が多く、担当者が従来手順へ戻る場面がありました。そこで利用率だけを見るのをやめ、使わなかった理由、途中で止めた理由、誰に確認したかを記録し、技術上の問題と運用上の問題に分けました。
再設計では、アラーム発生後の確認手順を写真付きで登録し、対応結果を次回の判定条件に反映しました。全体展開をいったん止め、影響の小さい範囲で9週間の再試行を実施しました。毎週のレビューでは管理者が結論を決めるのではなく、実際に操作した人から改善案を出してもらい、次の一週間で一つだけ変更して差を確認しました。
見直し後は「突発停止を半年で3件削減」となり、確認漏れや再作業も7%減少しました。特に、例外時に手作業へ戻す基準を明確にしたことで、止まったまま放置されるケースが減りました。ただし、短期間の数字だけで成功と判断せず、担当者交代後も同じ結果になるかを追加確認しています。
現在も、季節や生産負荷による変動が大きく、固定しきい値では誤報が出るため補正方法を検討しています。今回の経験から、機能の多さより、やめる条件と助けを求める先が明確であることが定着には重要だと分かりました。改善履歴には採用しなかった案と理由も残し、次の担当者が同じ検討を繰り返さないようにしています。
予知保全を進めている拠点では、誤報の許容回数や保全実施の判断基準をどう決めていますか。現場が納得した指標を共有してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。人物や企業、内容は架空のものです。

コメント
西日本工場でIoTセンサーと設備データの可視化を担当しています。「設備保全システムCMMSの定着」で突発停止を半年で3件削減という結果は参考になります。しきい値は設備ごとに設定しましたか。季節変動や負荷率をどのように補正しているか知りたいです。
山本誠さん、具体的な質問をありがとうございます。設備単位の基準値に負荷率の補正を加えています。夏季データが不足しているため、今季に再設定する予定です。まだ西日本工場内の検証結果なので、「設備保全システムCMMSの定着」の次の測定値も追記します。
生産技術センターから、近いテーマに取り組んだ経験を共有します。保全部品の在庫削減を急いだ結果、復旧が遅れました。重要度別の最低在庫が必要でした。今回の設備保全システムCMMSの定着でも、適用条件を一緒に残すと横展開しやすいと感じました。
森俊介さん、実例の共有ありがとうございます。ご指摘の点は今回も議論になりました。保全リーダーが一次判断し、生産管理と24時間以内に停止可否を決める流れにしました。 「設備保全システムCMMSの定着」の横展開資料には、うまくいかなかった条件も追記します。
生産技術の標準化と改善テンプレートの観点から拝見しました。故障回避件数だけでなく、点検追加工数も併記すると投資判断がしやすくなります。特に「設備保全システムCMMSの定着」は結果だけでなく、変更前の判断基準も共有されると再利用しやすいです。
品質保証部でも「設備保全システムCMMSの定着」への関心があります。突発停止を半年で3件削減という効果が別拠点でも再現するか、まず少量データで比較してみたいです。使用した確認表や手順書で共有可能な部分があれば参考にさせてください。