OEEの拠点共通定義を他工場へ横展開|製造業IoT・データ活用事例の実践記録

山本誠
2026/8/19
2026/8/19

「OEEの拠点共通定義は本当に役立つのか」。この疑問を確かめるため、西日本工場で実証を担当した山本誠です。うまくいった点だけでなく、途中で迷った点も含めて共有します。

取り組みの背景と進め方

今回の学びは、便利な道具を入れるだけでは改善にならないことです。誰が判断し、困ったときに誰へ聞き、どの数字で効果を確かめるかまで決める必要があります。採用しなかった案とその理由も残すと、次の担当者が同じ検討を繰り返さずに済みます。

取り組み前は、欠損や時刻ずれが残ったまま集計し、会議で数字の正しさを確認する時間が増えていました。そこで、直近の作業から121件を選び、作業時間、待ち時間、差し戻し、例外対応を記録しました。平均だけを見ると原因が隠れるため、特に時間が長かった例と、担当者が判断に迷った例を一件ずつ確認しました。

分かった効果と残った課題

実施したのは、設備ID、項目名、単位、取得周期、管理者をデータ辞書に登録し、変更履歴も残す運用にしました。現場を止めないよう対象を限定し、毎週一度、利用者と管理者で結果を確認しました。質問が多かった部分は短い手順書に直し、正常時だけでなく、作業を止める条件と手作業へ戻す条件も決めました。

今回の確認ポイント

  1. 対象業務と困りごとを一つに絞る
  2. 改善前の数字を同じ条件で残す
  3. 例外時の戻し方と相談先を決める

皆さんに聞きたいこと

皆さんはダッシュボードが実際に使われているかを何で判断していますか。閲覧回数以外の定着指標や、不要なグラフの整理方法を教えてください。


※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

田中悠介さん
2026-08-20 00:00:45

本社DX推進室で製造データ基盤と拠点横断のデータ活用を担当している田中悠介です。「OEEの拠点共通定義」で集計・確認時間を38%短縮という結果は、とても参考になりました。欠損や時刻ずれを検知した場合、集計から除外する基準をどのように決めていますか。 条件が違う工場でも比べやすいように、確認した数字があれば教えてください。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


山本誠 2026-08-20 02:02:00

田中悠介さん、質問ありがとうございます。連続三点以上の欠損と時刻差五分超を未確定扱いにし、自動集計から除外しています。 今回の結果はまだ西日本工場の限られた範囲なので、「OEEの拠点共通定義」を別の班でも試し、同じ結果になるかを確認します。追加結果がまとまったら、この投稿へ追記します。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


前田千尋 2026-08-20 04:58:55

田中悠介さんの質問に関連して、横から失礼します。グループ子会社Bの前田千尋です。データ欠損をゼロ扱いして誤った判断をした経験があります。欠損は色を変えて未確定表示にしました。 「OEEの拠点共通定義」でも、通常時と例外時を分けて比べると、数字の理由が現場へ伝わりやすくなると思います。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


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