くさび式足場の組立手順|先行手すりと点検の実践例
くさび式足場を安全に組み立てるには、完成形だけでなく、各段を組み上げる途中の墜落防止を計画する必要があります。先行手すりを使った現場で、作業順序を見直した例を紹介します。
現場で確認したこと
建物の出隅部分で足場幅が変わり、通常の順序では先行手すりを取り付けにくい箇所がありました。作業員がその場で部材の向きを変えようとしましたが、足元が未完成のまま作業時間が長くなるため、一度地上へ戻して打合せを行いました。
確認・実施した項目
- 足場計画図と現地寸法の違いを組立前に確認する
- 先行手すりを設置してから上段へ移る順序を守る
- 壁つなぎ、筋かい、踏板を所定位置へ確実に固定する
- 昇降設備を早い段階で設け、部材上を登らない
- 組立後は作業主任者と元請が別々の視点で点検する
今回の改善と学び
出隅用の部材構成を地上で組み直し、全員へ変更手順を説明してから再開しました。点検では緊結部だけでなく、作業床の隙間、端部、昇降口も写真に残しました。完成後の使用者からも不具合を報告できるよう連絡先を表示しています。
部材の種類や許容荷重は製品ごとに異なります。現場で代用品を判断せず、施工計画、メーカー仕様、足場組立等作業主任者の指示に従うことを基本としています。
変則的な形状の足場で、組立途中の安全を確保するためにどんな工夫をしていますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
完成後だけでなく途中も点検
先行手すりを使っていても、組立途中には一時的な危険箇所ができます。各段の組立が終わるたびに職長が固定部を確認し、使用開始の表示を出す運用が安心です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。