受電設備の異常発熱を早めに見つける巡回方法
受電設備の月次巡回で、盤内の一部端子が周辺より温かいことを見つけました。大きな異常になる前に、負荷率、外気温、過去の熱画像を比べる巡回方法へ改善しています。
点検対象
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 対象は低圧側の分岐盤で、同じ負荷の隣接端子より約18℃高い箇所がありました。
- 電流値は定格の70%程度で、ブレーカーのトリップ履歴はありませんでした。
- 前年の熱画像では差が小さく、半年ほどかけて温度差が広がっていました。
見つかった兆候
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
点検・判断の方法
- 同じ負荷条件と外気温で再測定できるよう、測定日時と設備稼働状況を記録します。
- 停電可能な計画日に端子を確認し、締付状態、変色、導体の傷を点検します。
- 熱画像の温度差を設備ごとにグラフ化し、上昇傾向がある箇所を次回点検の重点にします。
現在の運用
端子の接触状態を修正した結果、温度差は5℃以内に収まりました。熱画像は一回の数値よりも、同じ条件での変化を見ることで予防保全に活用しやすくなります。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
参考にしたいこと
熱画像の巡回で、基準温度や隣接箇所との差をどのように設定していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
参考になりました
品質・安全の立場では、熱画像の一回の温度ではなく、同じ条件の変化で判断する考え方に共感します。外気温と負荷率を記録するだけでも、点検結果の比較がしやすくなりそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
中村拓也です。コメントありがとうございます。今回の確認では、端子の接触状態を修正した結果、温度差は5℃以内に収まりました。ご質問の「熱画像の巡回で、基準温度や隣接箇所との差をどのように設定していますか」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。