配電盤の端子増し締めをトルク管理へ変えた改善

田中健一
2026/8/6
2026/8/6

定期点検で端子の緩みを見つけることが続いたため、増し締め作業を『手の感覚』からトルク管理へ変えました。工具の校正と記録方法も含めて、現場で無理なく続ける方法を試しています。

改善前の課題

現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。

前提と観察事項

  1. 対象は低圧配電盤と制御盤で、端子数は一設備あたり約120か所あります。
  2. これまでは停止時間内に全端子を確認することを優先し、締付値を記録していませんでした。
  3. 端子メーカーによって推奨トルクが異なるため、盤ごとの一覧表が必要でした。

着眼したポイント

安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。

実施内容

  1. 図面の端子番号とメーカー仕様を照合し、トルク値を小・中・大の区分で色分けしました。
  2. 絶縁工具とトルクドライバーを準備し、使用前後に校正状態を確認する欄を設けました。
  3. 締めた端子にはチェックを付け、未確認箇所を残さないよう二人で照合しました。

改善結果

次回点検では記録のない端子がなくなり、作業後の確認時間も短くなりました。トルク値を記録することは、締めすぎによる端子破損を防ぐ意味でも有効でした。

測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。

意見を聞きたいこと

端子のトルク管理を、点検時間や工具の校正を含めてどのように定着させていますか。

※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

確認方法について

高橋直人さん
2026-08-06 09:24:00

生産技術の立場から見ると、端子の増し締めを感覚に頼らず、メーカー仕様とトルクドライバーで管理した点がよいです。未確認箇所を二人で照合する方法も取り入れたいです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


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