ポンプ軸受交換後の芯出し確認を標準化する手順
予備ポンプの軸受を交換した後、運転時に振動が増えることがありました。交換作業だけで完了扱いにせず、カップリングの芯出しと試運転の判定を一つの手順書にまとめました。
対象と症状
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 対象ポンプは毎分1,450回転で、交換前の振動値は2.3mm/sでした。
- 初回の交換後は駆動側水平の値だけが4.1mm/sとなり、温度も徐々に上がりました。
- 据付ボルトの締付順序と、スペーサーの測定値が記録されていませんでした。
復旧前の確認
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施した手順
- ポンプ・モーター双方の軸方向と高さを測定し、冷間時の基準値を記録しました。
- ダイヤルゲージで角度と平行度を調整し、仮締めと本締めで値が変わらないか確認しました。
- 無負荷、通常負荷、2時間連続の三段階で振動と温度を測定し、合格基準を明記しました。
復旧後の確認
試運転後の振動値は2.5mm/sとなり、軸受温度も安定しました。交換作業の技能差を減らすには、芯出しの数値と合否基準を作業者が見える形にすることが有効でした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
共有したいこと
回転機の芯出しで、レーザー式とダイヤルゲージ式をどう使い分けていますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
現場で試してみます
設備メーカーのフィールド担当として、芯出しの数値と合格基準を手順書に入れたことで、作業者による差を減らせそうです。試運転を無負荷だけで終わらせない点も重要だと思います。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
山本隆です。コメントありがとうございます。今回の確認では、試運転後の振動値は2.5mm/sとなり、軸受温度も安定しました。ご質問の「回転機の芯出しで、レーザー式とダイヤルゲージ式をどう使い分けていますか」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
新人教育にも使えそうです
機械側を確認する立場では、投稿内容を読んで、回転機の芯出しで、レーザー式とダイヤルゲージ式をどう使い分けていますかという点も気になりました。設備の型式や運転条件が違う場合は結果も変わると思うので、条件をそろえた比較記録があると、さらに参考になりそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。