ロボット減速機の温度推移を使った点検周期の見直し
組立ロボットの第4軸減速機が、夏場だけ少し高温になるため、給脂不足か周囲温度の影響かを確認しました。温度の絶対値だけでなく、稼働パターンと周囲温度を一緒に記録しました。
点検対象
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 減速機表面温度は通常38℃、夏場の午後に52℃まで上がりました。
- 同じ姿勢を繰り返す製品では高温時間が長く、品種切替後は温度が下がる傾向でした。
- 異音と位置精度の異常はなく、給脂量はメーカー指定の範囲でした。
見つかった兆候
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
点検・判断の方法
- 軸ごとに温度センサーを貼り、周囲温度、サイクルタイム、停止時間を同じシートへ記録しました。
- 給脂前後の温度変化と、連続運転・間欠運転の差を比較しました。
- 温度上昇が大きい姿勢を特定し、プログラムの待機姿勢と干渉しない範囲で見直しました。
現在の運用
周囲温度だけでなく、特定姿勢での負荷が温度に影響していることが分かりました。点検周期はカレンダーだけで決めず、運転パターンに合わせて見直す必要があります。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
参考にしたいこと
ロボット減速機の温度や給脂周期を、稼働時間以外の条件で管理している例はありますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
安全面での補足です
品質・安全の立場では、ロボット減速機の温度を周囲温度と姿勢、サイクルタイムと合わせて見ている点が丁寧です。稼働時間だけで給脂周期を決めない考え方を参考にします。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。