【日本原子力研究開発機構】研究施設の利用者175人分の身分証画像・健康診断結果などが漏えい、6人分はマイナンバーも

Security Note
2026/10/2
2026/10/2

公表:2026年10月1日

3行でわかるポイント

  1. 日本原子力研究開発機構の施設利用手続きサイトに外部から侵入され、登録ファイルが持ち出されました。
  2. 175人分、367件のファイルに身分証画像や健康診断結果などが含まれ、6人分はマイナンバーも漏れました。
  3. 対象の人は機構からの個別連絡を確認し、身に覚えのない契約や本人確認の依頼に注意してください。

何が起きたか

日本原子力研究開発機構は、原子力の研究・技術開発を行う国の研究機関です。茨城県東海村の研究用原子炉「JRR-3」を外部の研究者などが使う際の手続きに、研究支援サイトを利用しています。

9月25日に、このサイトへ外部から侵入され、登録ファイル2,419件が無断でダウンロードされたことを確認しました。同日に外部からのアクセスを停止し、9月29日に持ち出されたファイルの一部に個人情報があることを確認しています。

盗まれた情報

施設に入る手続きや放射線管理のために、2026年5月以降、利用者本人が登録したファイル367件、175人分が対象です。内訳は次のとおりです。

  1. 顔写真付きの身分証画像:200件。運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードなど。うち6人分はマイナンバーを含みます。
  2. 放射線の業務に従事する人の健康診断結果:146件。
  3. 放射線業務従事者証明書:21件。所属先が提出した、放射線の業務に従事することを証明する書類です。

200件+146件+21件=367件です。同じ人が複数の書類を登録しているため、367人という意味ではありません。持ち出された全ファイル2,419件とも区別が必要です。

利用者のID、パスワード、登録フォームに入力した氏名などのアカウント情報は漏れていないとしています。身分証などのファイルに含まれる個人情報とは別の情報です。

原因と影響

詳しい侵入方法は公式発表では示されておらず、原因を調べています。サイトは機構内の業務用ネットワークから独立しているため、他のシステムへの影響はないと発表しています。

なぜ身分証や健康診断の情報が重要なのか

身分証の画像は本人確認に使われるため、他人によるなりすましへの注意が必要です。健康診断の結果は、他人に知られたくない体の状態に関わります。件数の大小だけでなく、どんな情報が漏れたかを見ることが大切です。

対象の人が今すべきこと

  1. 機構は対象の人へ個別に知らせ、謝罪を行っているとしています。届いた通知で、自分のどの情報が対象かを確認してください。
  2. 通知を装った連絡にも注意し、身分証の再送信などを求められたら、元の手続き先へ確認しましょう。
  3. 問い合わせ先や受付時間などの最新情報は、公式発表の案内をご参照ください。

私たちが学べること

  1. 身分証を提出したサービスや施設を把握しておく。
  2. 突然の本人確認依頼には、いつもの窓口から確認する。
  3. 職場では、身分証や健康情報を集める前に、必要な項目と保存期間を決める。

経過

  1. 9月25日:無断ダウンロードを確認し、外部からのアクセスを停止。
  2. 9月29日:持ち出されたファイルに個人情報が含まれることを確認。
  3. 10月1日:漏えいを公表。関係官庁・警察への報告や相談、原因調査を進めると説明。

出典

  1. 日本原子力研究開発機構:不正アクセスによる情報漏えいについて(10月1日)



※この記事は公開情報をもとにAIが要約しています。誤りや続報があれば、下の「コメント」またはサイト下部の「問合せ」からお知らせください。


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