認知症ケア研修の事例検討|行動の背景を考える
法人本部のミーティングで扱った事例を、研修・人材育成担当の鈴木 美咲から共有します。
取り組んだ背景
認知症の症状名を覚える講義だけでなく、現場で起きた行動の背景を考える研修を行いました。個人が特定されないよう情報を変え、「食事前に大声が出る」という一場面を四人組で検討しました。
実際に行ったこと
- 見た事実と職員の受け止めを別の紙に書き、「困った人」など評価だけの言葉を具体的な行動へ直しました。
- 身体の不調、環境、これまでの生活、周囲の関わりから可能性を出し、一つの原因へ決めつけませんでした。
- 明日から試せる小さな対応を一つ選び、誰が、いつ、何を観察し、いつ振り返るかまで決めました。
試して分かったこと
職種や経験年数によって見方が違い、一人では気づかない可能性が出ました。研修で出た案は正解ではなく、本人の反応を見て修正します。うまくいかなかった対応も責めずに共有する約束を最初に置きました。
次に確認したいこと
次回は本人の得意なことを生かした事例も扱います。参加者が行動の背景を幅広く考えられた研修方法や問いかけがあれば教えてください。
この事例は一つの現場での実践です。利用者ごとの状態や希望、所属先の手順、関係職種の判断を確認して調整してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
原因を一つに決めず、身体、環境、生活歴から考える研修はグループホームにも合います。正解を出すより、試した後に反応を見ることが重要ですね。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
経験が浅い職員でも、事実と受け止めを分けると意見を出しやすそうです。当園の新人研修でも短い事例から試してみます。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。