認知症の歩き回りを理解する|行動の目的を探った事例
グループホーム ひなたの清水 裕子です。計画作成担当者の立場から、今回の見直しで分かったことを紹介します。
取り組んだ背景
昼食後に廊下を何度も往復する方へ、職員が座るよう声をかけ続けていました。本人は「仕事へ行く」と話しており、歩くこと自体を問題にするのではなく、何をしようとしているのかを記録しました。
実際に行ったこと
- 歩き始める時刻、直前の会話、持っている物、向かう場所、声をかけた後の反応を一週間集めました。
- 以前の仕事を家族に聞くと、昼休み後に道具を確認する習慣があったため、安全な範囲で役割を用意しました。
- 行動を止める言葉より、「一緒に確認しませんか」と誘い、疲れが見えたときに自然に休める席へ案内しました。
試して分かったこと
役割が合う日は往復が少なくなりましたが、排せつや痛みが理由の日もありました。認知症だから同じ行動と決めつけず、その日の身体状態と環境を確認する必要があります。自由に歩ける安全な動線も見直しました。
次に確認したいこと
記録が多すぎないよう、行動の前後だけを短く残します。歩き回る方の目的を理解するうえで、役立った観察や家族からの情報があれば教えてください。
この事例は一つの現場での実践です。利用者ごとの状態や希望、所属先の手順、関係職種の判断を確認して調整してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

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