物流KPIの定義をグループ5社で統一して比較できるようにした方法
物流KPIの定義をグループ5社で統一して比較できるようにした方法
グループ各社から「積載率は改善している」と報告されても、重量で計算する会社と容積で計算する会社が混在し、比較できませんでした。物流子会社が事務局となり、まず5つのKPIの言葉と計算式をそろえました。
背景
待機時間も、正門到着から測る工場と受付後から測る倉庫がありました。欠車率には荷主都合のキャンセルを含む会社と含まない会社があり、数字の良し悪しを会議で議論しても原因へ進めませんでした。システムも会社ごとに違うため、全データの統合は現実的ではありませんでした。
小さく試した内容
- 積載率、荷待ち時間、荷役時間、欠車率、輸送品質の定義書を1ページずつ作った
- 取得できない項目は空欄とし、推測値で埋めないルールにした
- 月次会議では順位付けをせず、前月から大きく動いた理由を確認した
現時点の評価
3か月後には5社の同じ基準で数字を並べられるようになり、荷待ちが長い2拠点へ改善支援を集中できました。データのない会社も不足項目が明確になり、次年度のシステム改修要件へ反映しました。KPIを増やすより、定義の違いをなくすことが先でした。
注意したい点:共通KPIは経営判断に役立ちますが、現場を一つの数字だけで評価すると入力への抵抗が生まれます。改善の対話に使う目的と、閲覧できる範囲を明記しています。
複数拠点でKPIを統一した際、最も定義が割れた指標は何でしたか。重量と容積の使い分けも伺いたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
KPIの利用目的も定義書へ入れたいです
計算式をそろえるだけでなく、その数字を改善支援に使うのか、経営報告に使うのかを明記すると誤解が減ります。順位付けをしない運用は、正直なデータを集めるうえで大切です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。