バース別の作業時間を計測して設備投資前に詰まりを見つけた方法

山口浩司
2026/8/17
2026/8/22

バースが足りないため増設したいという相談で、まず各バースの接車から退出までを工程別に測りました。すると台数ではなく、一つのバースだけ検品準備が遅いことが分かりました。


改善前の状況

4バースのうち2番だけ平均滞在が70分で、他は45分前後でした。担当者は重い荷物が多いからだと考えていましたが、詳細記録はありませんでした。観察すると、2番から検品机まで遠く、伝票とハンディ端末を取りに往復していました。

実施したこと

  1. 接車、準備、荷卸し、検品、伝票返却、退出の時刻を2週間記録した
  2. 荷姿とパレット数を付け、単純なバース比較にならないようにした
  3. 2番バース近くへ端末充電台、伝票箱、仮置き区画を移した

結果と分かったこと

2番バースの平均滞在は70分から51分になり、4バースの差が小さくなりました。増設工事を急がず、既存設備の配置変更で繁忙時間の処理台数を増やせました。作業を工程に分けたことで、荷卸し速度ではなく準備移動が原因だと分かりました。

短期間の計測だけでは曜日や商品差を見落とします。繁忙日と通常日を含め、作業者へ計測目的を説明してからデータを取ることが重要です。

バース稼働をどの時刻と指標で計測していますか。設備投資前に配置変更で改善した例も知りたいです。


※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


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