工場間の横持ち輸送を統合して積載率を上げたルート再編の進め方
同じグループの工場なのに、それぞれが別の運送会社へ横持ち便を依頼し、似た時間に同じ道路を走っていました。物流子会社として3工場の運行を一覧化し、1台で回れる便を統合した取り組みです。
なぜ見直したのか
A工場から倉庫へは午前便、B工場から同じ倉庫へは午後便が毎日走り、どちらも平均積載率は50%前後でした。一方、工場ごとに出荷締切、荷姿、伝票様式が異なり、単純に同じトラックへ載せることはできませんでした。費用部門も分かれており、節約額の配分が課題でした。
現場で決めた3点
- 1か月分の便ごとに出発時刻、容積、重量、荷役条件を並べた
- 混載可能な品目だけを選び、週3日から巡回便を試した
- 費用は使用したパレット数と走行距離で各工場へ配分した
数字で見た結果
対象便の平均積載率は48%から76%に上がり、週当たりの運行は10便から7便へ減りました。出荷締切を30分そろえる必要はありましたが、工場の生産計画には大きな影響がありませんでした。費用配分を試行前に決めたため、効果をめぐる社内調整も少なく済みました。
積載率だけを追うと巡回時間が長くなり、ドライバーの拘束時間が増える場合があります。今回は休憩場所と渋滞時間を確認し、2工場までの立ち寄りに限定しました。
コメントで教えてください
グループ内輸送を統合した企業では、部門間の費用配分をどの指標で決めていますか。品質責任の分け方も知りたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
巡回便は休憩時間も確認したいです
便の統合は配車効率に効果がありますが、立ち寄りが増えると運転時間と荷待ちが読みにくくなります。試行前に各工場の平均滞在と休憩候補まで共有してもらえると安全に組みやすいです。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
その点を心配し、今回は立ち寄りを二つまでにしました。今後ルートを増やす場合も、積載率だけでなく拘束時間と休憩の取りやすさを必ず確認します。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。