【バルテック】自社サービスの脆弱性を突かれ不正アクセス、顧客情報流出の可能性、勤怠・経費精算・POSなど多数のクラウドサービスを停止
公表:2026年10月22日(第一報。同日、原因の記載を訂正)/続報:10月23日(第二報:10月20日にサーバー内部へマルウェアが設置されたことが判明。最大で20のサービスで氏名・電話番号・メールアドレス等が漏えいした可能性)
会社:株式会社バルテック(東京都新宿区。勤怠管理・経費精算・POSレジなどの業務向けクラウドサービスや、電話・ネットワーク機器を提供)
3行でわかるポイント
- バルテックが、第三者の不正アクセスにより保有する顧客情報が流出したとみなされる事実を確認し、一部のサービスを止めて緊急メンテナンスをしています。
- 停止しているのは、人事労務「MOT/HG」、勤怠管理、経費精算、WEB予約、ホテル向け、POSシステム全般など20以上のサービス(一部機能の停止を含む)です。復旧は最短で10月26日(月)中の予定です。
- 原因は当初「PHPの脆弱性を狙った攻撃」と発表しましたが、同日「誤報」と訂正し、同社のサービス自体の脆弱性を突かれたものだとしています。第二報(10月23日)では、10月20日にサーバー内部へマルウェアが設置されていたことが分かり、最大で20のサービスで氏名・電話番号・メールアドレス等の顧客情報が漏えいした可能性があるとしています(漏えいした事実は現時点で確認されていません)。
何が起きたか
バルテックは10月22日、第三者からの不正アクセスにより、同社が保有する顧客情報の流出とみなされる事実を確認したとして、一部サービスの停止と緊急メンテナンスを発表しました。同じページで、第一報にあった原因「PHPの脆弱性を標的としたサイバー攻撃」は、別に行っていたPHPの脆弱性対応と混同した誤報だったと訂正しています。
漏れた可能性のある情報
対象 | 同社が保有する顧客情報。第二報では、最大でPOSシステム全般、勤怠管理、経費精算、WEB予約など20のサービスで氏名・電話番号・メールアドレス等(件数は調査中。漏えいした事実は現時点で未確認) |
停止中のサービス | MOT/HG(MOT/Cloud)、MOT/Cloud(飲食版)、WEB予約、MOT/Rec、MOT/Hotel、MOT経費精算、MOT勤怠管理、MOT/Shift、MOT文書管理、MOT/SFA、施設予約システム、レンタルオフィスシステム、ぱっとスル、ダウンロードセンター、MOT/WEB請求書、私のセミナー、面会予約システム、MOT/Cloud管理サイト、POSシステム全般、FreePOS管理サイト、Project-mot管理サイト |
一部機能のみ停止 | 券売機(画像・音声ファイルのダウンロード)、BeSHOKU(券売機用の画像アップロード)、BeSALO・BeKARTE(資料のアップロード、施術画像の参照) |
影響/原因
勤怠管理・経費精算・予約・POSなど、企業や店舗の日々の業務に使われるクラウドサービスが止まっているため、利用している会社や店舗の業務に影響が出るおそれがあります。原因は同社のサービス自体の脆弱性を突かれたもので、詳しい原因と影響範囲は判明しだい報告するとしています。
【続報 2026年10月23日】第二報:10月20日にマルウェアを設置されていたことが判明
バルテックは10月23日の第二報で、10月20日に第三者の不正アクセスによりサーバー内部にマルウェアが設置されたと発表しました。これにより、最大でPOSシステム全般、MOT経費精算、MOT勤怠管理、MOT/Shift、MOT文書管理、MOT/SFA、MOT/HG・MOT/Cloud管理システム、WEB予約システム、MOT/REC、MOT/Hotel、施設予約システム、面会予約システムなど20のサービスで、氏名、電話番号、メールアドレス等の顧客情報が漏えいした可能性があります。ただし、調査中の現時点では漏えいした事実は確認されていないとしています。該当サービスを止め、サーバーをネットワークから切り離しており、新たな不正アクセスは起きていないとしています。各サーバーのログ調査で、より詳しい影響範囲を確認中です。
利用者が今すべきこと
- バルテックのサービスを使っている企業・店舗は、同社からの案内を確認し、停止中の業務の代わりの手順を用意してください(問い合わせ:サポートヘルプデスク 0120-863-366、平日9:00〜17:30)。
- バルテックや取引先を名乗る不審なメール・電話に注意してください。
- 自社の従業員や顧客の情報を預けている場合は、続報で対象となる情報を確認し、必要に応じて本人への案内を準備しましょう。
私たちが学べること
勤怠・経費・予約・POSなどを一つの会社のクラウドにまとめていると、その会社で事故が起きたときに多くの業務が同時に止まります。止まったときに紙や表計算で回す手順をあらかじめ決めておくと、被害を小さくできます。
経過
10月22日 | 不正アクセスによる顧客情報流出の可能性と、一部サービスの停止を公表(第一報) |
10月22日 | 第一報の原因「PHPの脆弱性を狙った攻撃」を誤報と訂正。同社サービス自体の脆弱性を突かれたと説明 |
10月23日 | 第二報:10月20日にサーバー内部へマルウェアが設置されたことが判明。最大で20のサービスで顧客情報が漏えいした可能性 |
10月26日(予定) | 最短でのサービス復旧予定(10月22日時点の案内) |
出典
- 不正アクセスによるお客様情報流出の可能性および一部サービス停止のお知らせ(バルテック、2026年10月22日)
- バルテックに不正アクセス、顧客情報流出の可能性 MOTなど多数サービス停止(セキュリティ対策Lab)
- 《第二報》不正アクセスによるお知らせ(バルテック、2026年10月23日)
※この記事は公開情報をもとにAIが要約しています。誤りや続報があれば、下の「コメント」またはサイト下部の「問合せ」からお知らせください。

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