荷主と運送会社の物流改善勉強会を対立の場にしない進め方
荷待ちや契約条件を話す会議は、数字を出した側と指摘された側が対立しやすくなります。業界団体で実施した合同勉強会では、会社別の評価を避け、共通する一つの運行を題材にして改善案を考えました。
最初の企画案は、各社が自社の課題を発表する形式でした。しかし参加予定者から「取引先の前で失敗を話しにくい」「個別交渉と受け取られそう」という声がありました。そこで、匿名化した架空の食品配送を使い、発注から納品までを全員でたどる形へ変更しました。
対応内容
- 荷主、配車担当、ドライバーを混ぜた小グループに分けた
- 各工程で分かる情報と決められることを付箋に書き出した
- 改善案は相手への要求ではなく、自分の立場で変えられる行動から発表した
改善後
発注確定を早める、到着予定を共有する、受付手順を事前送付するなど、立場をまたぐ12案が出ました。終了後には参加企業2組が実際の拠点で小規模な試行を始めました。匿名事例で共通言語を作ったあとに個別課題へ進んだことが、安心した対話につながりました。
残っている課題
勉強会だけで終わらせないため、次回までに試す内容、担当、確認する数字を一つずつ決めました。法令の説明を行う場合は、最新資料と専門家の確認も必要です。
意見を募集します
異なる立場の参加者が本音を話せた会議の工夫はありますか。少人数とオンライン開催の違いも伺いたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
運送会社も失敗を話しやすい形式です
会社名を出して課題発表をする形式では、取引先への不満と受け取られないか心配です。匿名事例を全員で考えてから、自社で変えられることを持ち帰る流れなら参加しやすいです。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
率直な意見をありがとうございます。次回は荷主とドライバーが同じ工程図へ情報を書き込み、最後に各社が一つだけ試す内容を決める予定です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。