荷待ち時間の記録方法を統一する共通フォーマットの作り方
会員企業から「荷待ち時間を記録しているのに改善の話し合いに使えない」という相談が増えています。原因を確認すると、到着、受付、バース接車、荷役開始の意味が会社ごとに違っていました。勉強会で共通フォーマットを試した際の決め方を紹介します。
なぜ見直したのか
ある荷主は正門到着からを荷待ちとし、別の運送会社は受付完了後からを記録していました。また、ドライバーが休憩を取った時間や、早着して自主的に待った時間の扱いも不統一でした。同じ「平均60分」でも中身が違うため、拠点比較や改善前後の評価ができませんでした。
現場で決めた3点
- 時刻を到着・受付・呼出・接車・荷役開始・荷役終了・退出の7点に分けた
- 早着、指定時刻変更、休憩などの理由を選択式で補足できるようにした
- 最初の1か月は評価に使わず、記入の迷いを集める期間とした
数字で見た結果
4社6拠点で試した結果、記入漏れは初週の18%から4週目には5%まで下がりました。共通の時刻がそろうと、「受付後ではなく接車後に時間がかかる拠点」など、改善すべき場所が見えるようになりました。入力項目を増やし過ぎないことも継続のポイントでした。
記録の目的は責任追及ではなく、止まっている工程を一緒に見つけることです。数値の公開範囲と利用目的を開始前に確認しないと、現場が正直に入力しにくくなります。
コメントで教えてください
荷待ち記録で必須にしている時刻や理由項目は何でしょうか。入力負担を減らす工夫も共有いただけると助かります。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
コメントはまだありません。