【REXT(ライザップ傘下)】ランサムウェア被害の調査結果、310ファイルの公開を確認、104万4,906件に漏えいのおそれ(WonderGOO・新星堂など)

Security Note
2026/10/13
2026/10/13

公表:2026年8月10日(第1報)〜10月9日(第5報・調査結果)

3行でわかるポイント

  1. RIZAPグループの子会社で、WonderGOO・WonderREX・新星堂などを運営するREXT社らが8月にランサムウェア攻撃を受けた件で、外部機関の調査結果が公表されました。
  2. 攻撃者のサイトで310ファイル(約54MB)の公開が確認され、採用応募者・従業員・会員・取引先の情報が含まれていました。
  3. 暗号化されたサーバーの情報は、盗まれた証拠はないものの、会員や予約・買取の利用者など計104万4,906件を「漏えいのおそれ」として扱っています。クレジットカード情報は含まれていません。

何が起きたか

2026年8月9日未明から朝にかけて、REXT Holdings株式会社と子会社のREXT株式会社(あわせてREXT社ら)の本部や店舗のサーバー・パソコンの多くが暗号化され、POSや会計などのシステムが止まり、一部店舗の営業に影響が出ました。親会社のRIZAPグループが8月10日から第4報まで経過を公表してきました。

10月9日の第5報で、外部専門機関の詳しい調査が終わったとして結果を公表しました。攻撃者はシステム障害が起きる前からネットワーク内に入り込んでおり、ネットワーク機器を経由して侵入した可能性が高いとされています。現在は全店が営業を再開しています。

漏れた可能性のある情報

公開を確認(漏えい確認)

310ファイル・約54MB。採用応募者のエントリーシート(氏名・性別・生年月日・住所・メールアドレス・電話番号)、従業員の人事関係書類、会員登録情報(会員コード・氏名・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなど)、取引先との請求書(名称・住所・振込口座・取引金額など)

漏えいのおそれ

1,044,906件。REXT社らの従業員、REXT会員、WonderGOO・新星堂の予約客、WonderREXの買取客、APORITO事業の顧客・取引先の情報

おそれのある情報の項目

会員コード、氏名、フリガナ、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス

含まれないもの

クレジットカード情報

影響/原因

原因は、ネットワーク機器を経由した侵入の可能性が高いとされています。採用応募者と従業員27人には9月中旬に個別に通知済みで、会員と取引先にも順次連絡するとしています。個別に連絡できない人には、今回の公表をもって代えるとしています。10月9日時点で、104万件分の顧客情報が攻撃者のサイトで公開された事実は確認されていません。侵入経路の対策とランサムウェアの駆除は完了したと説明しています。

利用者が今すべきこと

  1. WonderGOO・WonderREX・新星堂などの会員や、予約・買取を利用したことがある人は、これらの会社やREXTを名乗る不審なメール・電話・郵便物に注意してください。リンクを開いたり、返信したりしないでください。
  2. 心配な点は、REXT Holdingsの対策本部の問い合わせ窓口(contact@rext.jp)に確認できます。
  3. 取引先の企業は、振込口座の変更を求める連絡が来たら、必ず電話など別の方法で本人確認をしてください。

私たちが学べること

ランサムウェアの被害は「店のレジが止まった」で終わらず、2か月後に盗まれた情報の範囲が分かることがあります。攻撃者は障害が起きる前から社内に潜んでいました。VPNやルーターなどのネットワーク機器は入口になりやすく、更新とログの確認を続けることが大切です。

経過

2026年8月9日

本部・店舗の機器の多くが暗号化され、POSなどが停止

8月10日〜9月11日

RIZAPグループが第1報〜第4報を公表

9月中旬

公開ファイルに含まれていた採用応募者・従業員27人に個別通知

10月9日

第5報で調査結果を公表(310ファイル公開、104万4,906件に漏えいのおそれ)

出典

  1. RIZAPグループ「当社グループにおける不正アクセスによる情報漏えいのおそれに関するお知らせとお詫び(第5報)」(2026年10月9日)
  2. セキュリティ対策Lab(10月12日)

※この記事は公開情報をもとにAIが要約しています。誤りや続報があれば、下の「コメント」またはサイト下部の「問合せ」からお知らせください。


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