インバータ交換後に必要なパラメータ確認リスト
故障したインバータを同型品へ交換した際、モーターは回りましたが、低速域でトルク不足が出ました。交換前の設定値を保存していなかったため、銘板値、加減速、保護機能を確認するリストを作成しました。
対象と症状
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 対象は3.7kWの搬送モーターで、交換後は低速時に荷物が止まりやすくなりました。
- 初期設定ではモーター容量と定格電流が異なり、電子サーマルも標準値のままでした。
- 元のインバータは表示不良でしたが、通信経由で一部パラメータを読み出せました。
復旧前の確認
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施した手順
- モーター銘板から容量、電圧、電流、周波数、回転数を転記しました。
- 加速・減速時間、トルクブースト、電子サーマル、回転方向、外部端子の割付を照合しました。
- 無負荷、空荷、定格荷重の順に運転し、電流と停止距離を交換前の記録と比較しました。
復旧後の確認
設定を合わせると低速トルクと停止位置が戻りました。インバータ交換は配線をつなぎ替えるだけに見えますが、設備の動作条件まで確認して初めて復旧と判断できます。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
共有したいこと
交換用インバータの設定バックアップを、どの媒体・形式で保管していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
安全面での補足です
設備メーカーのフィールド担当として、インバータ交換時に銘板値と保護機能を照合する必要がよく分かりました。低速トルクの確認を、空荷だけでなく定格荷重でも行うようにします。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。