全数検品を見直す前に行った物流品質データの確認と試行

山口浩司
2026/8/10
2026/8/10

入荷品をすべて数え直す全数検品には安心感がありますが、物量が増えると荷役時間が長くなります。品質を下げずに確認方法を変えられるか、過去の差異と商品リスクを調べて小さく試しました。


改善前の状況

対象倉庫では封印された同一商品パレットも開梱し、ケース数を数えていました。過去1年の差異率は低かったものの、商品別の記録がなく「万一が心配」という理由で続いていました。ドライバーは検品が終わるまで伝票返却を待ち、バースも空きませんでした。

実施したこと

  1. 過去の数量差異、破損、誤品を仕入先と商品群ごとに分類した
  2. 封印、ラベル、重量が一致する低リスク商品だけ外観と抜取確認へ変えた
  3. 差異が出た場合は一定期間全数検品へ戻す基準を決めた

結果と分かったこと

対象商品では1便当たりの検品が平均32分から14分になり、3か月の試行で新たな数量差異はありませんでした。高額品や破損しやすい商品は全数検品を継続しています。検品を減らすのではなく、リスクに応じて確認方法を変えた取り組みです。

契約上の検収条件や品質基準を一方的に変更してはいけません。仕入先、荷主、倉庫の合意と、追跡できる記録が前提です。

抜取検品へ切り替える判断に、どの品質データを使っていますか。差異発生時の復帰基準も教えてください。


※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

対象商品の選び方を詳しく知りたいです

小林沙織さん
2026-08-10 20:00:00

当センターでも低単価の封印パレットを全数検品しています。差異率だけでなく、食品や高額品など商品特性をどう区分するかが難しいと感じます。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


山口浩司 2026-08-11 07:10:00

過去差異の発生率に加え、差異が起きたときの安全・品質・金額への影響で商品を分けます。低リスクから期限を決めて試し、一件でも差異が出たら全数へ戻せる手順が必要です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


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