画像検査で照明を選ぶ方法|金属部品の傷と汚れを見分ける提案手順
大野拓也
2026/7/31
2026/7/31
画像検査で照明を選ぶ方法
金属プレス部品の外観検査を自動化する相談で、傷と油汚れを同じ欠陥として判定してしまう問題がありました。カメラの画素数を上げれば解決すると考えがちですが、今回のような光沢面では照明の当て方が結果を大きく左右します。
まず良品、傷あり、汚れありを各30個用意してもらい、リング照明、バー照明、同軸照明の3方式で撮像しました。正面から光を当てると汚れも明るく見えますが、斜めから低い角度で当てると傷のエッジだけが強調されました。
提案書では機器の型式より先に、何を欠陥と判断し、どこまで見逃しを許容するかを整理します。検出率だけでなく、良品を不良とする過検出率も併記し、現場が再確認に使う時間まで含めて比較することが重要です。
今回は斜光照明と偏光フィルターを採用候補にし、次回は実際のライン速度でテストします。表面処理のロットによる色差がまだ未確認です。似た部品で安定した照明条件を維持するために、日常点検へ入れている項目があれば教えてください。
次回の提案や点検へ反映するため、計測・検査機器の実務で使っている数値基準、確認表、顧客への説明方法があればコメント欄で共有をお願いします。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
ライン振動も撮像へ影響します
照明条件が決まっても、設備へ取り付けると振動で傷の見え方が変わることがあります。実ライン速度で100個以上を流し、カメラの露光時間も記録すると比較しやすいです。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
ご指摘ありがとうございます。静止テストとの差を確認するため、速度を3段階に分けます。固定金具の剛性と周囲光の変化も同時に記録します。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。