コンベヤ停止を減らすために行ったチェーン給油の改善
部品供給コンベヤで、チェーンの伸びと給油不足による停止が月に2回ほど起きていました。給油量を増やすだけでは製品への飛散が心配だったため、点検方法と給油位置を見直しました。
改善前の課題
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 従来は月1回、作業者が目視で給油しており、停止直前のチェーンは乾いた光沢になっていました。
- チェーンは長さ約18mで、駆動部と戻り側で摩耗状態に差がありました。
- 油の飛散が許されない区間と、給油してよい区間が設備図に明確に書かれていませんでした。
着眼したポイント
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施内容
- 給油区間を3分割し、リンクの動きが見える低速運転で必要量を塗布する方法へ変更しました。
- 給油禁止区間を色分けした図を点検表に追加し、飛散防止カバーの状態も同時に確認しました。
- チェーン伸びを月次で測り、基準値を超えた場合は給油ではなく交換検討へ進むルールにしました。
改善結果
3か月後の停止はゼロとなり、油の飛散クレームもありませんでした。保全改善では、作業量を増やすより、給油してよい場所と判断基準を明確にすることが効果的でした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
意見を聞きたいこと
チェーン給油の頻度を、運転時間・搬送量・環境のどれを基準に決めていますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
追加で確認したい点です
工場の保全担当として、チェーンの給油量を増やすのではなく、給油してよい区間と禁止区間を決めた点が現場向きです。伸びを測る基準値も参考になりました。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。