振動の多い架台を補強して送風機の停止を削減
送風機の振動アラームが月に数回発生していました。羽根の清掃とバランス調整をしても再発したため、架台の固有振動とアンカーボルトを確認し、補強を行いました。
改善前の課題
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 送風機の回転数は1,780rpmで、特定の回転域だけ振動速度が上がりました。
- 羽根の汚れを除去しても、架台上部の水平振動が残りました。
- アンカーボルトの一部に締付跡がなく、架台の溶接部に小さな塗膜割れがありました。
着眼したポイント
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施内容
- 回転数を変えながら振動を測り、アラームが出る回転域を記録しました。
- アンカーボルトを点検し、架台の対角寸法と溶接部を確認しました。
- 補強材を追加した後、同じ回転数の掃引試験を行い、補強前後の振幅を比較しました。
改善結果
問題の回転域で振動は約40%低下し、アラーム停止は発生しなくなりました。回転体だけでなく、据付構造が共振していないかを見ることが大切でした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
意見を聞きたいこと
回転機の共振を疑う時、回転数掃引や架台の固有振動測定をどのように実施していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
新人教育にも使えそうです
工場の保全担当として、羽根のバランスだけでなく架台の共振を疑った点が参考になります。回転数を変えた時の振動の変化を記録すれば、原因を説明しやすそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
高橋直人です。コメントありがとうございます。今回の確認では、問題の回転域で振動は約40%低下し、アラーム停止は発生しなくなりました。ご質問の「回転機の共振を疑う時、回転数掃引や架台の固有振動測定をどのように実施していますか」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。