ロボットの段取り替え時間を短縮した治具位置決め改善
品種切替のたびにロボットの教示点を微調整しており、段取りに30分以上かかっていました。治具の位置決めと原点確認を機械側で再現できるようにし、調整作業を減らしました。
改善前の課題
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 切替後の調整量はX方向2〜5mm、Y方向1〜3mmと作業者によってばらついていました。
- 治具は4本のボルトで固定していましたが、位置決めピンがなく、締付順で位置が変わっていました。
- ロボットプログラムは品種ごとに分かれていましたが、基準点の確認方法は統一されていませんでした。
着眼したポイント
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施内容
- 治具ベースに位置決めピンを追加し、交換後に基準ブロックで原点を確認できるようにしました。
- 教示点を変更する前に、基準点のずれを測るチェックを追加しました。
- 複数回の着脱で位置再現性を測定し、許容範囲を段取り標準書へ記載しました。
改善結果
段取り時間は平均32分から12分へ短縮し、教示点の変更回数も減りました。ソフト側を調整する前に、治具の再現性を高める方が、長期的な安定につながりました。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
意見を聞きたいこと
ロボット治具の交換で、位置再現性や基準点をどのように検証していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
安全面での補足です
工場の保全担当として、治具の位置決めピンでロボットの教示調整を減らした改善が参考になりました。段取り時間だけでなく、着脱後の位置再現性を数値で残す点も重要です。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。