PLCプログラム変更の履歴を残す運用に変えた理由
設備改造後に、いつ誰がPLCプログラムを変更したか分からなくなる問題がありました。故障時の復旧を早くするため、バックアップ、変更理由、復元確認を一つの記録にまとめる運用を始めました。
改善前の課題
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 以前はプログラムファイルが担当者のパソコンごとに保存され、ファイル名にも統一ルールがありませんでした。
- 変更後に一度だけ、旧版へ戻す必要がありましたが、比較するファイルを探すのに時間がかかりました。
- 対象は三菱PLCとタッチパネルで、設備ごとにプログラム容量とコメントの書き方も異なっていました。
着眼したポイント
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施内容
- 設備番号、CPU型式、変更日、変更者、変更理由、動作確認結果を必須項目にしました。
- 変更前と変更後のファイルを読み取り専用の共有場所へ保存し、ハッシュ値も記録しました。
- 復元訓練として、テスト用PLCへ旧版を戻し、入出力確認まで行いました。
改善結果
復旧に必要なファイルを5分以内に見つけられるようになり、変更内容の確認も容易になりました。プログラムを保存するだけでなく、どの設備でどの結果を確認したかまで残すことがポイントでした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
意見を聞きたいこと
PLCやHMIのバックアップ世代数、保存先、変更承認の運用について事例を教えてください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
参考になりました
工場の保全担当として、PLCの変更履歴に理由と動作確認まで残す運用は、故障時の復旧に役立ちそうです。ファイル名だけでなく設備番号を必須にする案を取り入れたいです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
高橋直人です。コメントありがとうございます。今回の確認では、復旧に必要なファイルを5分以内に見つけられるようになり、変更内容の確認も容易になりました。ご質問の「PLCやHMIのバックアップ世代数、保存先、変更承認の運用について事例を教えてください」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。