温度計測の誤差を減らすためのセンサー取付改善
加熱槽の温度ばらつきが大きく、制御設定を変えても改善しませんでした。センサーを交換する前に、取付位置と保護管の長さを見直したところ、液面付近の流れを拾っていたことが分かりました。
改善前の課題
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 同じ設定温度でも、槽内の基準計との差が場所によって最大8℃ありました。
- センサー先端は撹拌羽根から近く、保護管の先端が液の流れに直接当たる位置でした。
- センサーの校正結果は正常で、制御盤側の入力にも異常はありませんでした。
着眼したポイント
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
実施内容
- 槽内を格子状に測定し、昇温中・保持中・排出前の温度分布を記録しました。
- センサーを撹拌流から外し、保護管の挿入長さを基準計の位置に合わせました。
- 取付変更後にPID設定を変えず、同じレシピで5バッチの温度推移を比較しました。
改善結果
バッチ間の最大温度差は8℃から3℃に縮まりました。計器の誤差だけでなく、何を測っているか、どの流れを拾っているかを確認することが重要でした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
意見を聞きたいこと
センサー取付位置を決める際に、流体の流れや撹拌状態をどう評価していますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
コメントはまだありません。