認知症の夕暮れ症候群への対応|夕方の不安を減らした工夫
グループホーム ひなたで介護福祉士を担当している木村 奈緒です。職員との振り返りをもとに実践例をまとめました。
取り組んだ背景
夕方になると「家に帰らないと」と玄関へ向かう方がいました。止めると声が大きくなり、職員によって説明も違っていました。三日間、時間、直前の活動、周囲の音、本人の言葉を記録すると、配膳が始まる時間に落ち着かなくなる傾向が見えてきました。
実際に行ったこと
- 帰宅願望を否定せず、「何をしに帰りたいですか」と尋ね、本人が心配している用事を聞きました。
- 夕方の忙しい音を減らすため、食器を運ぶ時間を少しずらし、本人にはタオルたたみをお願いしました。
- うまくいった言葉を申し送り表へ短く残し、全員が同じ言葉を繰り返すのではなく、その日の表情に合わせました。
試して分かったこと
玄関へ向かう回数は毎日同じではありませんが、強く引き止める場面は減りました。家事の役割をお願いすると落ち着く日がある一方、疲れている日は逆効果でした。方法を固定せず、眠気や体調も一緒に見る必要があります。
次に確認したいこと
今後はご家族から以前の夕方の過ごし方を聞き、本人にとって自然な活動を増やす予定です。夕方の不安に対して、皆さんが大切にしている声かけを教えてください。
この事例は一つの現場での実践です。利用者ごとの状態や希望、所属先の手順、関係職種の判断を確認して調整してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
「帰りたい」を止めるのではなく、何を心配しているか聞く点が大切ですね。グループホームでは昔の家事や仕事の習慣が手がかりになることが多いです。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
夕方だけ落ち着かない場合でも、痛みや便秘、薬の影響が隠れていることがあります。生活の工夫と一緒に体調の変化も見てもらえると安心です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。