外国人スタッフへの安全教育|「わかりましたか」を実演確認に変える
返事だけでは判断できませんでした
介護施設で、新しい備品の使い方を説明したときの話です。新人がうなずいたので理解できたと思いましたが、後で手順の順番に迷っていることがわかりました。言葉を聞き取れたことと、自分で作業できることを同じに考えていたのは、教える側の私でした。
現在は、説明した直後に練習できる内容なら、先輩が見ている場で本人にやってもらいます。実際の利用者の方を練習の対象にせず、施設で決めた安全な環境と方法を使います。この投稿は教育の進め方の紹介で、個別の介助や機器の操作手順を示すものではありません。
練習の進め方
- 先輩が、作業の目的と注意点を短く説明する。
- 決められた手順を見せ、重要な場所で一度止める。
- 本人が説明や動作を試し、先輩が理解の違いを確認する。
- 迷った部分を、言葉・写真・手順書など別の方法で説明し直す。
- 次に一人で行ってよい範囲を、施設のルールに沿って確認する。
うまくできなかったときに「さっき言ったでしょう」と返すと、次から質問が減ってしまいます。何を聞き取りにくかったか、写真のどこが見えにくかったかを聞き、説明の直しどころを探します。人によって、文字で見るほうがよい場合と、動作で見るほうがよい場合もあります。
また、日本人の新人にも同じ確認をしています。外国人だけを試す時間にすると、本人が特別に疑われているように感じるかもしれません。経験のある人でも、前の職場と手順が違うことがあるため、全員に共通する教育として位置づけています。
写真の使い方にも注意する
写真付きの手順書は便利ですが、写真が古いと現在の備品と形が違い、かえって混乱します。使用する場所に最新版があるか、差し替えた担当者が確認します。施設内部や利用者の情報が写った画像は、公開の掲示板へ持ち出しません。
短時間で振り返るために、本人が迷った箇所を一つだけ記録する方法も試しています。点数を付けることより、次の指導者が同じ説明を繰り返さず、別の伝え方を選べることを重視しています。記録の保存先は施設内の適切な場所です。
皆さんは、理解を確かめるときにどんな声をかけていますか。「試験を受けている」と感じさせず、質問や失敗を話しやすくする工夫を知りたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
見ているだけと自分でやるのは違いました
工場で説明を見たときはできそうでしたが、自分の番になると手順を忘れました。練習の場所で一度やって、迷ったところを聞けて助かりました。間違いを探す試験と言われるより、一緒に手順を確認すると言ってもらえるほうが質問できます。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
試験のように感じさせない説明は大切ですね。介護でも、利用者さんへの実際の対応で試すのではなく、練習用の場面を用意しています。「説明を直すためにも、迷ったところを教えてください」と最初に伝えるようにします。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
教えた人の説明も見直せますね
巡回先でも、実演で止まった場所を聞くと、説明の順番が飛んでいたと気づくことがあります。本人の理解だけの問題にせず、教える側の手順も直せる記録にしたいですね。工場でも、実際の危険作業とは分けて、安全な練習方法を担当者と決めています。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。