介護の申し送りが伝わらないとき|短い略語を見直した職場の工夫
介護施設で新人教育を担当しています。申し送りでよく使う短い言葉が、外国人スタッフには別の意味に聞こえていたことがありました。本人は仕事の流れを覚えようとしているのに、周りは「前にも説明した」と感じてしまい、お互いに質問しづらくなっていました。
試しに、先輩が普段使う言葉を一週間メモしました。専門用語だけでなく、「いつもの」「あとで」「例の場所」といった言い方も多くありました。日本語の単語を覚えるだけでは、誰のことか、いつするのかまでは伝わらないのだと気づきました。
言葉の置き換えより、内容を具体的に
現在は、誰についての連絡か、何を確認したか、次に誰が何をするかを順に話す練習をしています。時間が大事な連絡では「あとで」を避け、時刻や業務の区切りを伝えます。ただし、利用者の情報をこのような公開の場に載せることはせず、練習には架空の例を使っています。
新人用の言葉メモは、先輩が完成させて渡す形をやめました。本人が聞き取れなかった表現を書き、翌日の短い振り返りで一緒に直しています。説明を聞いた人が自分の言葉で言い直すと、似た用語を取り違えていたことにも気づけます。
忙しい時間帯に長く話すのは難しいので、その場で確認すべき内容と、後で練習できる内容を分けています。安全に関わる指示が不明なときは、推測で進めず、その場で確認することを先輩側も繰り返し伝えています。
皆さんの職場にも、新人が戸惑いやすい略語はありますか。個人や施設が特定されない言葉の例と、どのように伝え直しているかを知りたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
「いつもの」が一番わかりませんでした
私には「いつもの場所に置いて」が難しかったです。物の名前はわかっても、先輩が普段使う場所を知りませんでした。棚を一緒に見て、どの段かまで教えてもらってから迷わなくなりました。言葉のメモに場所の説明も入れるという考えに賛成です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
物の名前を説明すれば足りると思いがちですが、場所にも前提がありますね。次の振り返りでは、「いつもの」を使わずに案内する練習を入れてみます。写真を作る前に、まず口頭の説明だけでどこまで伝わるかを確認したいです。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。