油圧ユニットの圧力が上がらない時に確認した順番
プレス機の加圧工程で、設定圧まで上がる時間が長くなりました。リリーフ弁の調整を先に疑いましたが、油面、吸込ストレーナー、油温、配管漏れを確認した結果、吸込側の詰まりが主原因でした。
発生した状況
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 通常は12MPaまで約4秒で上がるところ、今回は9MPa付近で安定し、約15秒かかっていました。
- 油温は始動直後に低く、作動油の色は少し濁っていました。
- ポンプ周辺に外部漏れはありませんでしたが、吸込ストレーナーの差圧表示が赤に近づいていました。
確認したこと
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
復旧・対策
- 圧力計を校正済みのテスターと比較し、計器自体の誤差を除外しました。
- 油面を確認してから、停止・残圧ゼロを確認し、ストレーナーを取り外して清掃しました。
- 清掃後に指定油を補充し、油温が安定するまで無負荷運転してから加圧試験を行いました。
結果と気づき
圧力上昇時間は約4秒に戻り、12MPaを安定して保持しました。油圧異常では、調整弁を回す前に、計器と吸込側の状態を確認する順番が重要です。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
相談したいこと
油圧設備で作動油の交換やストレーナー清掃の判断に使っている基準があれば教えてください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
現場で試してみます
設備保全会社で現場対応をしている立場から、油圧の圧力が出ていても、吸込側の詰まりで流量が不足することがあるのですね。リリーフ弁を調整する前の確認順として共有したい内容です。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。