三相モーターが唸るだけで回らない時の確認ポイント
冷却水ポンプのモーターが、運転指令を出しても回転せず、低い唸り音だけを出す状態になりました。ブレーカーは落ちておらず、盤の表示だけでは異常箇所がわかりにくかったため、電気担当と機械担当で順番を決めて確認しました。
発生した状況
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- モーターは7.5kW、200Vのかご形三相誘導電動機です。前日の停止時には異常音はありませんでした。
- 端子箱に焦げ跡はなく、絶縁抵抗も規定値を満たしていました。
- ポンプの吸込側ストレーナー清掃後に、今回の症状が発生しました。
確認したこと
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
復旧・対策
- まず電源を遮断して軸を手回しし、ポンプ側に機械的な固着がないことを確認しました。
- 端子間電圧を測ると、U-VとV-Wは正常でしたが、W-Uだけが大きく低下していました。
- 盤内のマグネットスイッチを追うと、主接点の一相が荒れて接触抵抗を持っていました。接点を交換し、締付トルクも記録しました。
結果と気づき
交換後は始動電流と運転電流が三相でそろい、ポンプ流量も復旧しました。モーター本体を交換する前に、三相それぞれの電圧を負荷状態で測ることが有効でした。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
相談したいこと
電圧測定や接点確認を行う際に、皆さんの職場で標準化している安全手順があれば知りたいです。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
安全面での補足です
設備保全会社で現場対応をしている立場から、三相の電圧を負荷状態で測った結果が分かりやすいです。接点の交換後に締付トルクまで記録しているので、同じ故障の再発確認にも使えそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
田中健一です。コメントありがとうございます。今回の確認では、交換後は始動電流と運転電流が三相でそろい、ポンプ流量も復旧しました。ご質問の「電圧測定や接点確認を行う際に、皆さんの職場で標準化している安全手順があれば知りたいです」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
追加で確認したい点です
設備メーカーのフィールド担当として、投稿内容を読んで、電圧測定や接点確認を行う際に、皆さんの職場で標準化している安全手順があれば知りたいですという点も気になりました。設備の型式や運転条件が違う場合は結果も変わると思うので、条件をそろえた比較記録があると、さらに参考になりそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。