制御盤内の主幹ブレーカーが発熱した原因と対策

高橋直人
2026/7/29
2026/7/29

夜勤の巡回で、制御盤の主幹ブレーカー付近だけ温度が高くなっていることに気付きました。トリップはありませんでしたが、端子の緩みや負荷の偏りを疑い、停止可能な時間帯に熱画像と電流を確認しました。

発生した状況

現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。

前提と観察事項

  1. 周囲温度31℃に対して、片側の端子部が68℃、他の相は42〜45℃でした。
  2. 三相電流は大きく偏っておらず、負荷電流もブレーカー定格内でした。
  3. 端子カバーを外した目視では変色がわずかにあり、締付トルクの記録が残っていませんでした。

確認したこと

安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。

復旧・対策

  1. 非接触の熱画像で盤内の温度分布を撮影し、同じ条件で再測定できるよう負荷と時刻を記録しました。
  2. 停電と検電を行い、端子を点検すると一相だけ締付が弱く、導体に軽い酸化跡がありました。
  3. 導体を処置して端子を交換し、メーカー指定トルクで締め、トルク管理表に記録しました。

結果と気づき

再通電後の定格負荷で端子温度は44℃以下となりました。熱画像は異常の発見に便利ですが、最終判断は停電後の端子確認と記録で行うようにしています。

測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。

相談したいこと

受配電盤や制御盤の熱画像点検で、温度差の判断基準をどのように決めていますか。

※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


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