油圧シリンダーの動きが遅くなった原因調査

田中健一
2026/8/11
2026/8/11

材料送り装置の油圧シリンダーが、前進も後退も以前より遅くなりました。圧力は設定値まで上がるため、ポンプの故障と決めつけず、流量制御弁、作動油、内部漏れを順番に調べました。

発生した状況

現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。

前提と観察事項

  1. ストロークは400mmで、通常の往復時間は6秒でしたが、今回は10秒前後かかりました。
  2. 油温は正常範囲で、外部配管やシリンダーロッドからの漏れはありませんでした。
  3. 圧力計は設定圧を示す一方、流量計の値が通常より低くなっていました。

確認したこと

安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。

復旧・対策

  1. 速度調整弁の開度を記録し、入口と出口の圧力差を測定しました。
  2. 作動油の汚れとフィルター差圧を確認し、フィルター交換後に流量を再測定しました。
  3. 改善しなかったため、シリンダーを切り離して保持試験を行い、内部漏れの有無を確認しました。

結果と気づき

フィルター交換で流量は戻り、往復時間も6.5秒になりました。圧力が出ているから油圧回路は正常とは限らず、速度を見るには流量と圧力差を合わせる必要があります。

測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。

相談したいこと

油圧シリンダーの速度低下で、圧力と流量をどの位置から測るか標準化していますか。

※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

確認方法について

佐藤美咲さん
2026-08-11 12:52:00

設備保全会社で現場対応をしている立場から、油圧の速度低下で流量計まで確認している点が勉強になりました。圧力だけが正常でも流量が不足する場合を、トラブル事例として覚えておきます。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


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