温度センサーの表示だけが高くなる原因を調べた記録
乾燥炉の温度表示が実際より15℃ほど高くなり、制御が早く入る問題がありました。炉内の温度分布そのものではなく、センサー端子と補償導線の接続を確認したところ、端子台の緩みが見つかりました。
発生した状況
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 表示器はK熱電対入力で、校正済みの基準計と比較すると表示だけが高い状態でした。
- 同じ盤にある別の温度チャンネルは正常で、電源電圧の変動もありませんでした。
- 端子台を軽く押すと表示が1〜2℃変化し、振動のある時間帯に偏差が大きくなっていました。
確認したこと
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
復旧・対策
- 基準計をセンサー近傍へ置き、表示値、基準値、端子部の温度を同時に記録しました。
- 熱電対の種類と補償導線の極性を図面で照合し、端子ねじを指定トルクで締め直しました。
- 締付後に炉の昇温・保持・降温を行い、5℃刻みで比較表を作成しました。
結果と気づき
表示値は基準計との差が±2℃以内に戻りました。端子台の増し締めだけで終わらず、熱電対の種類、極性、配線ルートを点検表に追加しました。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
相談したいこと
温度計測の校正記録と現場点検を、どの頻度で結び付けていますか。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
確認方法について
設備メーカーのフィールド担当として、熱電対の端子台を押すと表示が変わるという確認が、原因を想像しやすいです。校正だけで終わらず、極性と補償導線まで見る点を参考にします。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
佐藤美咲です。コメントありがとうございます。今回の確認では、表示値は基準計との差が±2℃以内に戻りました。ご質問の「温度計測の校正記録と現場点検を、どの頻度で結び付けていますか」は、次回の点検記録に確認項目として残します。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。