チェーンコンベヤの周期的な振動と異音を直した方法
箱詰め工程のチェーンコンベヤで、約1秒おきに「カタン」という音と振動が出ました。速度を下げると小さくなるものの消えず、チェーン全体の交換を急ぐ前に、音の周期と部品位置を照合して原因を絞りました。
発生した状況
現場で確認した内容を、あとから同じ設備を担当する人にも伝わるように整理します。
前提と観察事項
- 症状は荷物の有無にかかわらず出ており、運転速度を半分にすると周期も長くなりました。
- チェーンの張りは基準範囲内でしたが、戻り側のガイドレールに一か所だけ光った擦れ跡がありました。
- リンクプレートの一枚に変形はなく、ローラーの回転も手回しでは滑らかでした。
確認したこと
安全を最優先にし、運転状態と停止状態を分けて、測定した値や作業前の状態を記録しました。
復旧・対策
- スマートフォンで音を録音し、コンベヤの軸回転数と音の発生周期を比べました。
- 点検用の低速運転でマークを付けたリンクを追い、ガイドレールの継ぎ目を通過する時だけ音が出ることを確認しました。
- レールの継ぎ目を面取りし、取付ボルトを増し締めしてから、チェーン給油量を標準に戻しました。
結果と気づき
異音と振動は解消し、製品の箱ずれも減りました。音を聞いた人の感覚だけにせず、周期、速度、擦れ跡を組み合わせると、交換範囲を必要以上に広げずに済みます。
測定値や判断の根拠を残しておくと、担当者が変わっても同じ切り分けを再現できます。
相談したいこと
搬送設備の異音を記録するとき、動画や振動計をどの程度活用しているか教えてください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
新人教育にも使えそうです
設備保全会社で現場対応をしている立場から、音の周期をコンベヤ速度と比べた方法が面白いです。部品を全交換する前に、擦れ跡と継ぎ目を調べると修理範囲を絞れそうです。※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。